英国聖公会2005年2月総会資料
Sharing God's Planet

以下、37ページのみ仮訳


具体的なキリスト者としての応答例

1.教会の建物及び土地

1.1.環境/エネルギー監査を実施する。
1.2.建物から熱を逃がさないような工夫を施す。低エネルギーの照明に切り替える。
1.3.持続可能な交通手段を促進する。
   例)自動車の共同所有。
1.4.教会の庭に、鳥やコウモリの巣箱を置く。
1.5.教会で使う紙などの消耗品に関して、リサイクルのプログラムを作る。
1.6.食器やフォーク/ナイフなどは使い捨てではないものにする。環境に優しい洗剤を用いる。
1.7.自然/再生エネルギーに切り替える。
1.8.野生生物ガーデンを作る。
   例)生物が餌を取ったり巣を作ったりできるよう、塀を生け垣や丸太の杭にするなどで、すみかを提供する。
1.9.環境告知ボードを設置する。
1.10.生ゴミのコンポストや雨水タンクを設置する。
1.11.教会の方針を、その意図を含め、明確に公表する。
1.12.教会の庭の野生生物の調査を行う。

2.地域

2.1.学校も含めた環境をプロジェクトを立ち上げる。
2.2.地域でゴミがたくさん落ちている場所での清掃活動を始める。
2.3.適切な場所に木を植える。
2.4.教会の商品購入に関する方針を通して、また、フェアトレード商品を販売することによって、フェアトレードを促進する。
2.5.切手、携帯電話、使用済みプリンターインク、アルミ製品、靴などを集めるリサイクル拠点を作る。
2.6.建物使用者と環境問題についての取り組みを行う。
2.7.環境保護の仕事を請け負う。
2.8.教会のニュースレターや教区マガジンを用いて、各個人が、緑のライフスタイルへと切り替えていけるよう、力づける。
2.9.ローカルのメディアを使って、活動やその成果を伸ばす。
2.10.各家庭での環境/エネルギー監査や雨水の利用を促進する。
2.11.環境イベントやセミナー、協議会などをオーガナイズし、地域において環境問題について提示する。(ワンワールドウィークの期間中に行うこともできる。)

3.霊的

3.1.礼拝で、創造に焦点をあわせた祈りや聖歌を用いる。
3.2.時には、地域の環境団体のメンバーと、創造への配慮のための特別な礼拝を行う。
3.3.特別な礼拝に環境に関する事柄を盛り込む。(例:収穫感謝)
3.4.創造の配慮をテーマに聖書研究のシリーズを行う。
3.5.子どものための日曜日のアクティビティにおいて、創造への配慮という課題を探求する。
3.6.休日や夏休みクラブなどで、創造への配慮をテーマにかかげる。
3.7.創造への配慮の祈りを出版する。
3.8.礼拝で自然の素材を用いる。(例:オーガニックのパンとぶどう酒)
3.9.信仰のリフレクションの意味も込めて、祈りのウォーク/巡礼/散歩を行う。
3.10.礼拝で捧げるものとして、植える前の苗木や、リサイクルされる容器、低いエネルギーの電球などを選ぶ。
3.11.教会にある図書コーナーなどに、創造への配慮に関する出版物やその他のリソースを備える。
3.12.聖書的な植物やイメージを考えながら、庭をリサーチし、計画し、植える。