さよなら有事体制

〜私たちの平和の創り方〜


 議論もないままに有事法制が整えられていっています。政府や一部マスコミによって「有事」の危険性がさかんに煽られていますが、本当に「備えあれば憂いなし」なのでしょうか。ほかに平和への道はないものでしょうか。この講座で戦争のからくりを解き明かし、私たちの平和のあり方を一緒に考えていきます。

第1回 11/22(土)13:30-16:30

戦争と私たちの暮らし

神田 浩史
AMネット

 戦争は政治家と軍隊だけではできません。私たちの日常生活、消費と密接につながっています。私たちが手にしている「豊かさ」の背後にある戦争のからくりを学びます。


第2回 11/30(日)13:30-16:30

つくられた「有事」

渡辺 治
 一橋大学大学院社会学研究科教員。政治学、日本政治史。
 『日本国憲法「改正」史』『現代日本の帝国主義化』
 『日本の大国化とネオ・ナショナリズムの形成』
 『憲法「改正」は何をめざすか』など著書多数。

  「備えあれば憂いなし」はいつから言われ始めたのか、どうやって「有事」が生み出されてきたのか、その背景にある経済界の意図は何か、一つずつ徹底検証します。つくられた「有事」体制の矛盾はどこに?日本はどこに向かうべきか?


第3回 12/20(土)13:30-16:30

オルタナティブな平和の創り方

阿木 幸男
非暴力トレーナー、『非暴力トレーニングの思想』著者

 「備えあれば憂いなし」「さまざまな脅威」そんな言葉を言われるとつい身構えて自己防衛のことばかり考えてしまいがちです。そうではないもっと前向きで積極的な楽しい平和のありかたを一緒に考えてみましょう。


受講料●5,800円またはマ〜ル(学生4,800円またはマ〜ル)
         →580マ〜ル キャッシュバック

    (部分参加の場合、1回につき2,300円)
定 員●30名

定 員●なごやボランティア・NPOセンター
      (中区栄1-23-13 伏見ライフプラザ12F)