7.13水害報告(第4報) 2004年7月19日(月) 午後11時

 18日(日)午後8時半過ぎ、名古屋聖マタイ教会から松本さんらボランティア6名と車で長岡へ出発、19日(月)午前2時到着、保育園で仮眠。午前9時、三条聖母マリア教会・聖公会聖母幼稚園に入り、汚泥の土嚢袋に詰める作業を始めました。駐車場の汚泥は17日(土)に救援に来た人々や18日(日)に救援に来た敬和学園高校のボランティアによって土嚢袋に詰められ、19日(月)午後、市のトラック(1トン車)に、三条市ボランティアセンターから来てくださった11名のボランティアの力も借り、3回に分けて積み込まれ捨てるため運ばれていきました。新潟聖パウロ教会からの6名は教会の集会室の押し入れの清掃に取り掛かりました。東京教区聖パトリック教会信徒の吉村誠司さん(ヒューマンシールド神戸、元神戸元気村)は昨日から三条に来て、良いアドバイスをしてくださっています。幼稚園教職員8名は園内の清掃作業と園児宅の被害状況収集に忙殺されていますが、その家族や園児の父母も数名、作業を手伝ってくださっています。

 自衛隊の救援隊員が視察に来園、園庭の汚泥除去作業を早急にして欲しいと伝え、その直後、教育委員会にも電話で要請しました。正午過ぎ、小泉首相が来条したとのニュースが流れました。午後から東京の高校生土田君もボランティアとしてやって来ました。

 三条聖母マリア教会・聖公会聖母幼稚園の電話0256-33-2433及びファクス0256-33-0591は復旧しましたが、子機が復旧せず大変不便です。コピー機はまだ使えません。園庭に放置されていた園バス、乗用車は昨日までにレッカー車で全部運び出されました。修理して動けばよいのですが…

 汚泥が渇き始め、家々から出される粗大ゴミの「ほこり」がひどくなってきましたので、マスクが必需品になってきました。

 幼稚園の先生達の疲労が、かなり大きくなってきています。

 19日現在、信徒の家15軒、幼稚園児109名の家のうち71軒、教職員の家5軒が床上・床下浸水の被害に遭っています。その被害の程度とそれに対して現在必要なこと、必要な物、また一番困っていることなどについてさらに詳しく尋ね、ボランティアの派遣も可能なことを伝えたり、必要ならばその手配をするようにしています。(三条ボランティアセンターは総合社会福祉センター内に設けられており、電話は0256-33-8561です。) 浸水した家屋の多くは、家族、親族、会社の人々などの援助を受けて、家の中の汚泥や床下の汚泥除去、水に浸った物品の屋外への搬出作業を進めている最中です。

 市の方でもそれを順次、回収しています。人手のない家の手伝いがこれからのボランティアの大切な働きになってきます。

 幼稚園に関しては、23日の終業式に園児が登園することをはじめ、夏の諸行事の実施は現状において極めて難しいとの認識の元に、子供達が来ても安心して遊べるように、出来るだけ早く、床の修理修繕、備品の整備、保育用品の補充、一階の全室の消毒をする必要に迫られています。園児の家庭においては、子どもたちがどんな状態にあるのかが心配されます。現在の道路状況は非常に悪くなっており、園バスで子どもを自宅まで送迎することが不可能です。道路に搬出されたゴミの山と、汚泥、それに人と車の往来が、復旧作業が進むにつれて激しくなってきているからです。

 午後2時過ぎから2時間くらい、周辺地域(月岡、曲渕地区)の教会と幼稚園関係者の家を訪問しました。堤防決壊地点に近い家は今尚、家の前は泥沼状態、床上1メートル以上まで浸水した家もあり、その凄まじさに絶句するのみですが、そんな中で、ただひたすら家の中の汚泥を外に運び出している皆さんの姿に、心が痛みます。今後まだまだ日時のかかる復旧作業であることを思わせられました。被災者の健康面、精神面でのケアーが、これからはかなり必要とされるだろうなと感じました。

 夕刻5時、作業を終え、7名のボランティアと一緒に長岡聖ルカ教会・保育園の宿泊所へと車を走らせました。天候にも恵まれ、復旧活動が進められることを感謝しつつ…

(報告者:牧師 司祭 大西 修)

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最終更新:2004年7月26日 19:43