東北教区婦人会

 

 連絡先:〒996-0077 山形県新庄市城南町2-13  新庄聖マルコ教会

 会員数:

 会長氏名: 佐藤 洋子

  会長任期: 年 (20152016

 チャプレン:司祭 涌井 康福

 総会実施日:2015年2月21日



                                       
                      東北教区婦人会からのご報告
                                                  前会長 根田 芙紗子

  東北地方への伝道は、日本聖公会設立の4年後1891年北東京地方部監督J.マキム師により始めら
 れました。そして
1929年東北地方区監督にN. S. ビンステット師が派遣されて、その年に第1回婦人
 会(伝道補助会)総会が開かれました。東北は南北に細長く広い地形にあり、各教会の日常的な交
 流は難しいのですが、総会のない年には県単位のブロック会を開き、交流と、学びの会を開いてお
 ります。
 
  今年はその県単位のブロック会が開かれた年でした。各県の当番教会の主催で、学びと親睦を深
 める集会が開かれております。

  又教区婦人会として、常設の敬老基金運営委員会による高齢者信徒及び教役者に「年祝い」や病
 気の方には見舞金を贈るなどの事業をしております。同委員会は1975年に設立され、基金の原
 資は先輩諸姉の「東北教区に婦人会老人ホーム建設」の熱き思いによる積立金でした。

   加藤博道主教様から頂いたこの2年間の指導聖句は『ローマの信徒への手紙』第8章26節
 「同様に、“霊”も弱いわたしたちを助けてくださいます。わたしたちはどう祈るべきかを知りま
 せんが、“霊”自らが、言葉に表されないうめきをもって執り成してくださるからです」です。

  去る6月10日に役員会一同で「新地町」を巡礼してまいりました。役員会として中々被災地に
 出向くことが出来なかったのですが、「大事に・東北」のお働きと連携して果たすことが出来まし
 た。

 磯山の教会の方々から当時の悲惨な様子をお聞きして、改めて多くの苦難を乗り越えて今に至って
 いることを思いました。被災地の現状(特に東京電力福島原発の放射能汚染で苦しんでいる福島の
 方々)はまだまだ復興からは程遠い深刻な状況にあります。聖霊のお導きがなくては何も出来ない
 わたしたちですが、聖霊の執り成し、お導きを心からお祈りしながら被災者、被災地を忘れずに
 小さな歩みを進めて参りたいと思っております。

  





東北教区婦人会役員一同(秋田聖救主教会玄関前にて)