2016年度 感謝箱献金 お献げ先

日本聖公会婦人会に送金された感謝箱献金は次のお献げ先に送られます。
ニュースレターやホームページなどでさらに詳しく情報が公開されています。


団体名 活動の紹介と献金の使途
 エルサレム教区
   聖地ろうあ子どもの里 」  ―聴覚障がいの児童とシリアからの難民を支援―


            支援額40万円
「聖地ろうあ子どもの里 -HLID (The Holy Land Institute For The Deaf)」はヨルダンの古都サルトにある聴覚に障がいをもつ児童のための学校です。今日まで障がいを抱える多くの児童を養育・教育し地域社会に送り出し、ヨルダンの障がい児教育の重要な働きを担ってきました。現在2歳~18歳の生徒約110人が寮生活のもとで手話によるコミュニケーションの基礎と一般教養を学び、職業訓練なども受けながら、将来社会に有意義な形で参加できることを目指し学んでいます。子どもたちはそれぞれに異なる宗教、国籍を背景に持ちながらも、互いを思いやり、助け合いながら平和に暮らしています。近年、重複障がいの児童の受け入れも増え、支援の多様化とともに専門性の高いケアを施すための人員も必要となりってきました。ここ数年、食糧や燃料も高騰を続け施設の財政は大変逼迫した状況にありますが、施設の子どもたちの他にも、国の福祉の行き届かない地域でケアを受けれずにいる障がいをもつ子どもと家族のためのアウトリーチ(地域に出向いての救済活動)の支援も続けています。この他にも、シリアなどからの難民(ザータリ難民キャンプ)でも専門性を生かした同様の支援を行っています。サポートか可能なことに積極的に取り組み地域や国全体が支援体制の整った平和な社会へと発展していくことに希望を置き活動を続けるため、ヨルダンの障がいを持つ児童と困難の中におられるシリア難民の方々を憶えて、感謝箱献金から40万円をお献げします。

   リグリマ・ジャパン     ―少数民族ガロの女性を支援―


               支援額25万円

「リグリマ・ジャパン」はバングラデシュの少数民族ガロの女性たちが運営する女性互助グループ「リグリマ・バングラデシュ」との協働によって、貧困の緩和と生活の質の向上を目指し活動しています。。現地のリグリマでは貯蓄と相互互助を通じて、農業、教育、医療、収入創出生活向上の為のプロジェクトを行っている。裁縫トレーニングではテーブルクロス、巾着、ブラウスの縫製技術を習い、日本向けに商品を作り販売し利益を得られる様になってきました。女性健康セミナーでは、医学的に無知なために命を落とす女性を助けるために、医師から医学的な知識を学び、健康への関心を深めつつある。改良かまどプロジェクトの成果は大きく、今ではガロメンバーの全家庭に支給され、調理時間の短縮、薪の使用量軽減、健康被害も激減した。水道が普及していないため、生活を支える池で稚魚を育て蛋白質源としているが、洪水の多い地域では蓄積した土砂の掘削が必要なため、2015年には感謝箱献金が使われ、土手を高くし魚の流出が防げ、魚の成育が良く販売し利益が得られる用になりました。これからも、差別や不平等によって生じた経済的格差を解消するため技術を学び、国からは疎外される中、各自が生活向上意識をもち、希望と自信を得る事が必要と思われる。国の政策の遅れや、ガロ民族にとって解決、払拭の難しい問題を多く抱えながらも、家庭とコミュニティーの健やかな発展を願い活動するリグリマの女性たちをお祈りに覚え、少しずつでも改善へと向かうための働き、また種々の啓発活動の継続に用いて頂くため25万円をお献げします。     

  「二ームの会」         ―南インドの女性運動団体「WOLD」を支援―
            
 
         
支援額10万


 南インドの農村に住むダリッド(元「不可触のための活動」に励む「WOLD (Women’s Organization for Liberation and Development)」の働きを日本で支援している団体。
(WOLDに参加している女性は、貧しく虐げられた状況に置かれたクリスチャンの女性たちです。)日本での物品販売やチャリティ・コンサートなどを開催した資金を現地で役立ててもらう活動をしています。活動資金は世界祈祷日献金と感謝箱献金がおもに担っています。昨年度は購入した土地での、キノコ栽培にチャレンジしましたが、土壌の合わず栽培を断念、その後も有機野菜に取り組み、感謝箱からの支援で苗を購入、農業に着手しましたが、豪雨によりが浸水し植えたばかりの作物が被害に遭うなど、なかなか成果を挙げることができませんでしたが、収穫物が地元の小売店で販売され、少しづつ支持を得られるようになってきたことは、WOLDの女性たちの大きな励ましとなっています。栽培トレーニングによって培った技術で、自立に向かって行けるよう活動を続けて、尊厳を取り戻して生活することができるよう、支援のため10万円をお献げします。

 「サイディアフラハ 」  
―ケニアの孤児と貧困地域の人々を支援―


           支援額20万円
 
 ケニア政府からNGOの認可を受けた、児童養護施設を主たる働きとする施設です。首都から90キロ離れたケテンゲラという町の近郊にあり、幼児から17歳程度までの女子を養育・教育しています。ケニアでは未だ男尊女卑の傾向が強いことから、弱い立場に置かれがちな女子を優先的に保護し、極度の貧困から養育を放棄された幼児や、親との死別、預けられた先で労働力としてしか扱ってもらうことのできない等の事情の約20名の女子を心身ともに守られた環境で3人のスタッフの見守りの元とで暮らしています。近年では警察との連携をとり、ストリートチャイルドの一時受け入れも行い、年間10人程度を数日から数十日の期間預かっています。この他、地域でニーズの高い幼稚園っと小学校(低学年対象)も敷地内の併設し、貧困地域の子どもたちに質の良い教育を提供できるよう努めている。「地域自立センター」(2014年に「アルディ・ナ・ウペポ」から支援を受け開設)では高学年の児童や、近隣に住む若い世代に裁縫訓練などを実施し、自立への手助けをしています。また、病気についての知識と対処策につい学ぶ手「エイズセミナー」や「育児の知識や子どもの権利、児童労働に関するセミナーも開催し、貧困地域に暮らす母親と子どもたちに講師を招いてのセミナーも健康や暮らしや、児童労働の問題についての情報提供を行っています。施設に暮らす子どもたちの支援のため、また施設の運営、維持に対しての支援として、今年度は20万円をお献げします。
 難民・移民労働者問題キリスト教連絡会
難 キ 連 
―入管法のもと被収容の外国籍の人々を支援―

              支援額15万円


 難キ連は教派を超えて難民や外国人労働者の問題に取り組むキリスト教任意団体NGOです。日本の入管法の下で被収容者とされ困難な立場に置かれた外国籍の人々に寄り添う活動を続けています。母国で命の危険にさらされ、日本に庇護を求めてやってきたが難民と認められず非正規滞在という立場におかれた人や、パスポートや滞在ビザの期限切れにより入管センターに収容された人たちの処遇については、公にされることはなく、その実態はボランティアによる定期的な被収容者面会支援活動を通じて知るよりほかありません。それぞれの訴えに耳を傾け、支援の糸口を探りながら面会支援を続け、長期に渡る収容からの一時的な開放を得ることのできる仮放免に向けた支援活動をはじめ、仮放免後の医療、住居、子どもの養育面などのサポートなどにもあたっています。日本では難民としての認定を受けるのが非常に難しく、人道的な配慮が必要なものとして在留が認められ仮放免となっても、行動範囲の制限と定期的な出頭が義務づけられ、就労も許されず、国民健康保険の加入も認められない厳しい境遇に置かれている人々を、キリスト教精神に基づき支援している団体です最近特に大きな課題になっているのは非正規滞在(仮放免)の難民申請者家庭に生まれた無国籍の子どもたちの支援で、児童手当などの社会保障を受けられない子どもたちの正規滞在を求めた支援を行っています。それらの働きのために15万円をお献げしま。

国際子ども学校
―フィリピンにルーツのある子供たちの支援
                 


                支援額20万円

 中部教区名古屋学生青年センターでは、1998年にこの学校を設立し、フィリピンからの外国人労働者の子どもたちの支援を続けています。日本語の能力が充分でない子どもの就学は、保護者にとって深刻な問題です。ELCCでは子どもたちを地域の学校へ送り出す準備の器として、また、子どもたちが安心して居られる居場所として重要な役割を果たしています。
3歳〜15歳までを対象とした15名程度の小さな学校で、フィリピン人の専任教師1名と非常勤教師1名、ボランティアの方々(15〜20名、元教員、学生、社会人)が関わり一般科目と特に日本語教育に力を入れています。フィリピン人としてのルーツを持つ子どもたちのアイデンティティーの確立を目指し、子どもたちの母国の言葉や文化も大切に考えており、子どもたちが社会性を身につけ、将来を豊かなものとすることを願い活動しています。
授業に必要な教科書や教材また、学びに必要な経費の一部補助として、20万円をお献げします。

災害被災者支援積立


         今年度積立金額 30万円

 今の日本ではいつ何処に大災害が起きても不思議ではなく、地域を限定しないで支援できる積立を感謝箱献金から(年間30万)を積み立て、被災地に思いを寄せ、被災された方々のために祈りと共に支援できるように、準備を致すこととなりました。この支援の対象は被災者支援室が立ちあがり、管区に募金窓口が開催される等の規模の災害を目安としています。
  東日本大震災支援積立   ―被災地に暮らす人々に寄り添う支援―


     今年度積立金額 20万円


 東日本大震災で被災された方々をお支えするための活動(日本聖公会婦人会役員会の承認を受けた)にたいし、支援の必要性に応じて随時もしいて頂ける献金として、第23回定期総会の決議をうけ、2011年から継続して感謝箱献金から50万円ずつ積み立て、2012年〜2013年度には南相馬市のボランティアグループの働きを支援し、仮設住宅で引きこもりがちな老人に土に触れることで生きる力を取り戻していただくために支援、2014年度には被災地の子どもたちを放射能の心配のない場所に連れ出し思い切り自然に連れてもらうためのリフレッシュプログラムを支援。昨年は南相馬の仮設住宅に暮らす方々との歌の交流会を持つための活動資金の一部補助として用いられ、2016年度3月には仙台基督教会の5周年追悼記念礼拝へ各教区の婦人がお訪ね
するために用いられましたが、今年度より3年間は感謝箱献金から毎年20万を積み立て、東日本震災者支援の資金といたします。これからも被災された方々に寄り添うことを願い、息の長い関わりを持ち続けてまいりたいと思います。