第484号(1999年11月)


 9月30日から10月2日まで新札幌聖ニコラス教会を会場に,教区宣教活動推進部主催の「霊性セミナー」が開かれ,50人近い方々が参加してくださいました。講師にはオーストラリアとカナダのSOMAから5名の司祭,信徒をお迎えしました,SOMAは、聖公会の聖職・信徒から成る宣教活動団体で。数人のチームを各地の教区・教会の求めに応じて派遣し、その教区・教会のために奉仕することを目的としています。
 今回のセミナーの内容を一言で言えば,「賛美と証し」に集約されます。セミナーの間,一貫して賛美の歌声があふれていました。静かな賛美、体中で表現したくなるような楽しい賛美など、今まで歌ったことのない賛美歌がいっぱいあり、また古今聖歌集や増補版なども、心を込めて味わって歌う素晴らしさを満喫しました。
 セミナーの中味は,講師の方々の証しが中心でした。それぞれが、どのように主が自分たちに聖霊をもって働いてくださったかを語りました。ただそれだけでした。外国からいらした講師だから,何か変わったことでもあるかと期待した方もあったかもしれません。しかし,結果的に,参加者は,これらの方々の証しに大いに励まされ,慰められ霊感を受けたと思います。
 「証し」こそ,初代教会の時代から今に至るまで,福音宣教の最も大切な方法でした。今回の「霊性セミナー」で感じたのは,主がどのように私に働いてくださっているかを、自分の言葉で,自分の物語として語り出す勇気が大事なのだということ、そのために主の聖霊を求めて祈るということでした。
      主教 ナタナエル 植松 誠




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