主教室より 2006年3月
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日本聖公会 北海道教区


北海の光 主教室より <2006年3月号>
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 二月の最初の土曜日、札幌では一日中雪が降り続き、朝から晩まで雪かきで終始しました。ところが、雪はその夜も止まず、日曜日の早朝まで降り続いたのです。鉄道やバスは遅れや運休が続出し、道路も通行止めや渋滞。このぶんでは、今日の主日礼拝にはみんな来られないだろうと思って札幌キリスト教会に行ってびっくりしました。ほとんどいつもの日曜日と変わらないくらいの信徒が教会に来ていたからです。雪だるまのようになって歩いてきた人、タクシーできた人、お年を召した信徒も多いのです。みんな口々に、「いやあ大変な雪ですねえ」と言いながらも、そこに悲壮感のようなものはないのです。「朝からずっと雪かきをしていて、気付いたらもう教会に行く時間だったので朝ご飯も食べずに来ました。帰ってまた雪かきです」と言う年配の女性信徒には私は唯々圧倒されていました。

 翌週の岩見沢・美唄巡回でも、その翌週の旭川巡回でも吹雪や大雪でしたが、礼拝堂は老若男女の信徒がたくさん集まっていて、私はそこでも驚き、感動し、そして大きな励ましと勇気を与えられました。北海道教区の信仰の真髄を見たように思いました。

 大斎節の半ばにさしかかっています。主日礼拝に出ること、それは自分一人の信仰の営みにとどまりません。主日礼拝を大切にして教会に来る、そのことが周りの人々に、また聖職にも計り知れない大きな影響を与えるのです。主日礼拝は私たちの生活の中心です。

主教 ナタナエル 植松 誠