マキシミリアン・ミッチー神父が重体という知らせがクリスマスの日に、イタリアのアッシジから届きました。ミッチー神父はカトリックのフランシスコ会の修道士です。数年前までアッシジの 「諸宗教との対話センター」の所長として働いておられました。
毎年恒例になっている私たちの「アッシジ祈りと黙想の旅」をいつも現地でお世話くださっていた方で、私が心の底から信頼する大好きな神父でした。まさにミッチー神父のおかげで、このアッシジ巡礼が毎回祝福されてきたと言えます。彼と知り合うまでは、私たちは聖公会の巡礼団なので、ホテルの一室を借りて聖餐式をしていましたが、それを知った彼は、アッシジのシンボルとも言える聖フランシスコ大聖堂に隣接する大修道院の中の素晴らしいチャペルや自分のセンターにあるチャペルを、私たちの聖餐式のために手配してくださり、式服から聖器なども自由に使わせてくださいました。そして、聖餐式の間もー緒にいてくださり、私たちの聖餐式をとても喜んでくださいました。私たちが彼のセンターに行く時には、前もって日本の香をほのかに焚(た)いていてくださり、その心遣いに私たちは感激しました。
ミッチー神父が、諸宗教との対話を通して世界平和に貢献していたことで、ノーベル平和賞の候補にも上っていたということを知ったのはつい最近です。日本から来る聖公会の巡礼団のために奉仕してくださる彼は、まさに聖フランシスコの謙遜を生きる人でした。