男性の声の話題を二つ。
六月に超教派の教会音楽祭が札幌キリスト教会で開かれ、私は残念ながら聞きに行くことはできませんでしたが、後でそれに出演した聖マーガレット教会と札幌キリスト教会の聖歌隊の演奏をCDで聴きました。札幌キリスト教会は、女性が一三人に対して男性は三人という聖歌隊。ところが演奏を聴くと、その三人の声がとてもきれいに響いています。テナーとべ−スですから、一人でパートを受け持ってい方もあるのでしょうが、女声を男声が巧みに心地よい緊張をもって盛りたてています。決して若くないこれら三人の男性は、テープに録音したパートを自宅でも必死に練習したことがよくわかります。感動的な演奏でした。
もうー人は横山明光執事。聖ミカエル教会で聖餐式の前に、「喉を痛めていて声の調子が良くない」とのこと。福音書朗読は執事の大事な役目だから、命懸けで読むようにと指示しました。しかし、いよいよ福音書朗読が始まると、その声のひどいこと、ひどいこと。かすれたりひっくり返ったり。朗読する横山執事も必死ですし、聞く方も何が語られているかと一生懸命。確かに聞きづらい朗読でした。聖餐式最後の「ハレルヤ、主とともに行きましょう」もものすごい声。ある人は圧倒されて、ある人は笑いながらそれに応答していました。
無理を強いたことを横山執事に詫びながらも、それでもやはりこの聖餐式での横山執事の執事職は見事だったと感心しました。