子どもたちをわたしのところに来させなさい。(マルコ10:14)
よく晴れた天気の中、幼稚園の空に、こいのぼりが元気よく泳いでいます。子どもたちは、新しいお部屋に慣れてきたようで、新しい遊びをみつけたり、お庭を元気よく駆け回っています。その遊びをよく見てみると、おにごっこなど、おともだちとルールをきめてする遊びを多く見かけるようになりました。ひとつお兄さんお姉さんになったこともあるのでしょうか。「自分の遊びが楽しい」から、「お友だちの笑顔がうれしい」など、子どもたちの心の世界が広がっていることを感じます。
今月の聖句「子どもたちをわたしのところに来させなさい。(マルコ10:14)です。これは、イエスさまが弟子たちにいった言葉です。イエスさまのそばには、癒やしを求める人々がたくさん集まってきました。なかにか子どもと一緒に来た親たちもあります。でも、そのような親たちにイエスさまの弟子は、子どもを連れてきたことをたしなめました。しかしイエスさまは、そのことを憤られ、「子どもたちを来させなさい。神の国はこのような者の国である」と言われました。大人から見れば子どもの世界はまだまだ小さくて知らないことばかりのように感じるかもしれません。でも、イエスさまが言われたように子どもたちの姿の中にこそ、人と人との間の信頼の深まりを見ることがあります。こどもたちの日々の成長の中に神さまからの大きなお恵みを感じます。
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