日本聖公会 京都教区 奈良基督教会/礼拝堂は国の重要文化財となっています

 

礼拝堂

奈良基督教会礼拝堂

奈良キリスト教会は、奈良在住の信徒とアメリカ人のジョン・マキム牧師によって1885年 (明治18年)伝道を始め、 2年後に現在の地の近く(花芝町)に教会を開きました。この 教会は後に現在地の正門の辺りに移築しましたが、 1930年に現在の礼拝堂と、附属する 会館を新築して今日に至っています。 附属する会館には、1930年開設の親愛幼稚園があり、また教会の敷地内にはマリア館と、 1989年新築のシオンホールがあり、様々な催し、活動に使用されています。 牧師館は北門を入った左奥にあります。 奈良キリスト教会は、16世紀英国における宗教改革の流れを汲む日本聖公会に属していま す。 聖公会は、12使徒時代からの古い伝統を継承しつつ時代とともにそれを改革してきました。 現在、北米・アジア・アフリカなど全世界で31の聖公会(信徒数約7000万人)が一致の 交わりを保っています。 日本には19世紀半ばに伝えられ、国内に約320の教会と立教学院・平安女学院・桃山学 院・プール学院・ また、聖ルカ国際病院など多くの教育、社会福祉、医療の分野で働きを続 けています。

教会堂と幼稚園舎は2015年7月に、国の重要文化財に指定されました。


司祭紹介

 

Izumiphoto2017

「主よ、お話しください。僕(しもべ)は聞いております。」

サムエル記上3:9

                      牧師 司祭 ヨハネ井田 泉

 

  昨2017年度、わたしたちの教会は創立130周年を記念し、教会の歴史を振り返って神さまと先人に感謝  し、またこれからの教会の歩みに向けて思いを新たにしつつ、主の導きを祈りました。130周年記念として心に刻んだ次の聖句を、これからも大切にしたいと願います。

「信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。」コリントの信徒への手紙一13:13

 

  さて今年の聖句として与えられたのは、この言葉です。

「主よ、お話しください。僕(しもべ)は聞いております。」

 少年サムエルは、主に呼びかけられたものの祭司エリに呼ばれたものと思って駆けつけました。3度同じことが繰り返された後、祭司エリに教えられて4度目にこのように答え、ここから神の言葉を聞く者となったのです。 

今から3000年と少し前の時代。困難な、また悪しき現実がありました。人々には希望がなく拠り所がなく、嘆きと混乱がありました。けれども神さまはサムエルをとおして、悪しき現実を正そうとされ、人々に道を示して希望を与え、自ら人々の拠り所となろうとされたのです。今も困難な時代、平和が脅かされている悪い時代です。それだからこそ、わたしたちも祈りたい。

 「主よ、お話しください。僕は聞いております」

 主の言葉を聞くことから、何かが、必要なことが始まります。神さまはここから語りはじめ、働きはじめてくださいます。

 

祈ります。

 神さま、わたしたちがあなたの声を聞くことができるように、心の耳を澄ますようにしてください。わたしたちが考え議論しているうちに、あなたの声を聞くことを忘れることがないようにしてください。あなたのみ言葉のうちにこそわたしたちの希望があるのです。「主よ、お話しください。僕は聞いております」これによってこの1年を歩ませてください。わたしたちのうちに信仰を育んでください。主イエス・キリストによってお願いいたします。アーメン

 

 DSC04128

司祭 セシリア 大岡左代子 (副牧師)