11月号その2


お庭に桜が咲きました

 樹齢約65年のソメイヨシノザクラがまだ春でない10月というのに花弁数五弁の花が咲きました。今の時期葉を残し徐々に紅葉して葉の落下を見て、入園式の春に美しいサクラが咲くのですが、今年園庭のソメイヨシノザクラは何らかの外敵、またホルモン作用の変化異常で、この木に影響を与え、すべて葉を落としてしまい、今が春と勘違いして開花してしまいました。春の大きさと違い、一回り小降りの可憐な花が見られます。来年四月にも開花しますが、花の大きさ、開花量共、毎年とは異なるかな??。このような現象はこの時期各方面でも観られ、お隣の平安神宮にも開花した旨新聞報道なされていました。また鴨川公園、二条城庭園でも観られる時があります。
 ソメイヨシノザクラの寿命は樹齢70〜100年といわれ、代表的なテングス病や剪定した切り口から病原菌が入るなどの現象がみられます。園庭の桜も次の後継樹を育てないといけない時期に入り、新しく礼拝堂の完成を機に園庭二代目ソメイヨシノザクラを今年三月に老樹の西側に植樹しました。
 ソメイヨシノザクラは染井村(現在の東京都豊島区)の植木屋さんが原種のオオシマザクラから改良されたと思われています。現在は接ぎ木によって全国の桜の名所がこのソメイヨシノザクラです。また、明治時代、東京市長によって送られたワシントン市ポトマック河畔の有名な桜もこのソメイヨシノザクラです。桜と交換に送られたハナミズキはそれ以来日本中に多く栽培され、新礼拝堂玄関前にもこのアメリカハナミズキ(紅色)が一本あります。
(文・田中泰之 写真・宇野祐次)


聖マリア幼稚園コーナー

入学願書の受付が始まりました。チラシ配布、ポスター貼付等関係各位のご協力ありがとうございました。市内の他園も園児の減少に悩む中、当園もやはり大苦戦を強いられています。4月の入園までまだまだ頑張ります。さらに乞うご協力!


(設問・見学時、現状等を含めて「こんな事が良いと思っている事」は?)

*私が幼稚園を選ぶ時、通える範囲の幼稚園は全てじっくり見学しました。そこでマリアを選んだ五つの理由とは、
1.どろんこになれる(制服がないし、ブランドの服で着飾っている子がいない。園庭が自然。もちろん、式の時は別です。)
2.先生がベテラン揃い!(何といってもマリアの最も良いところ、マリアには本当にいろいろな子供がいます。でも、どんな子供も決して置いてきぼりにはなりません。一人一人の子供とじっくり向き合って下さいます。)
3.人数が少ない(一日に何回も先生に名前を呼んでもらい、何回も当番に当たり、自立心がめばえます。先生のきめ細やかな指導がゆきわたります。)
4.縦割り保育も取り入れている。(年少の時に年中・年長児に大変良く面倒をみてもらうので、教えなくても下の子供に気持ちが行き届くやさしい子供になります。(これは入園してみてびっくり!)今、最も大切な協調性を育てます。)
5.建物が古い(これは、私がマリア幼稚園を選んだ1番の理由でもあるのですが。今、少なくなりつつある古き良き建造物の中に身を置いて時を過ごすこと。これは、とても大切なことだと思います。その建物にしみついた歴史が自然に子供に何かと教えてくれる。と私は考えます。古くて角が丸くなった階段。開けると何があるんだろう?と思えるような古い扉。この紐を引っぱると鐘が鳴るのかしら、小窓をのぞくと、昔の園児達が遊んでいる姿が見えてきそうな、そんないろいろな事を想像させてくれる空間は、今は貴重です。そして、古く暖かい木のオモチャたち。古いものを大切にして自分の弟や妹達に伝えていく。そんな大人になって、来てみたら、まだ同じオモチャで子供達が遊んでいる。マリアはそういう幼稚園です。)

*現在二人目の子供を通わせています。マリア幼稚園の大好きな所は、マリア幼稚園全体が我が家と同じ家族の様に子供を育ててくれているという点です。全体というのは、先生はもちろん、通わせている他の子供さんのお母さん、チャプレン、そしてお礼拝堂です。子供自身が自分を大好きだと思える、みんなが自分を大切な子供として接してくれる、そんな幼稚園です。

*先生方の質の高さ(言葉づかい、仕草など、子供達に接する時のお手本としている。) 子供一人一人の個性を大切に(神様からのたまものとして)考え、育ててくださっていること。季節や日本的風習など含めた行事の大切さ。

*子供一人一人に先生方の目がゆきとどき、と言って過保護ではない。そして、どんな人にでも、やさしく接する事が出来る子供に育っていると思います。

=聖マリア幼稚園HP=

http://fame.calen.ne.jp/~stmaria/index.htm


各部からのおしらせ

=日曜学校=
10月29日(日)秋の遠足。比叡山ふれあいの森へでかけます。
11月26日(日)感謝祭。大枝農園で柿狩りを楽しみます。
クリスマスは12月22日(金)です。ご予定下さい。
11月14日(火)午後7時半より10月度SS教師会。スタッフの方ご予定ください。

=ジュニアチャーチ=
11月12日(日)秋の遠足。行き先は神戸ドッグガーデンと王子動物園。
11月26日(日)日曜学校の感謝祭のお手伝い。
12月21日(木)にクリスマスパーティーを教会会館二階で開催予定。

=幼稚園=
11月6日(月)7日(火)グループ会。
18日(土)礼拝堂にて幼児祝福式。
22日(水)感謝祭の集い。敬老参観を兼ねます。慰問先は未定。
24日(金)親子おにぎり教室。
クリスマスページェントは12月19日(火)の予定。

=婦人会=
10月22日(日)午後1時半から会館ホールにおいて、婦人会10月例会が行われました。一部礼拝。二部バザーお仕事会。

=幼稚園母の会=
10月27日(金)和菓子講習会とミニお茶会。
11月10日(金)〜クリスマスページェント聖歌隊コーラス練習開始。
11月13日(月)幹事会。

=ボーイスカウト=
11月26日(日)平安女学院山科グランドにてビーバー隊・カブ隊合同運動会。
ボーイ隊ハイキングは11月26日。行き先は秘密。
各隊とも新入隊員募集中。詳しくは団委員まで。


ニュースとお知らせ

=第4回SDGコンサート公演中止=
11月19日(日)に予定されていました第4回SDGコンサートは出演者のクラウスオッカーさんの急病のため、来日できなくなり、急遽中止となりました。ご本人も大変残念がられておられるそうです。チラシ等が出回っています。可能な限り連絡をお願いいたします。

詳しくはこちらへ

=誕生=
▽9月24日、続木義也・恵夫妻に赤ちゃんが誕生しました。おめでとうございます。母子ともにお元気で、暁音(あかね)ちゃんと命名されました。
▽10月21日に新實順男・あづさ夫妻に次女が誕生しました。母子ともにお元気です。おめでとうございます。

=鎌田梅子さん退院=
京都国立病院で白内障の手術を受けられた鎌田梅子さんは19日(木)退院されました。

=源豊宗さん入院=
源豊宗さんは4日、看病疲れの初子夫人共々バプテスト病院に入院されました。

=合同納骨式=
新納骨堂への納骨式はこれまで遺族のお申し出によってその都度個別に行ってきました。11月の諸魂日礼拝を前に、まだ納骨が済んでいない方々の合同納骨式を10月22日(日)主日礼拝後に行いました。

=諸魂日逝去者記念式=
諸魂日逝去者記念聖餐式はバザー後の主日、11月5日に行います。聖マリア聖歌隊とハンド・ベル・クワイア「イ・ムゲッティ」(林悦子さん指揮)が奏楽のご奉仕をします。

=北海道産「だんしゃくいも」完売!=
200箱のじゃがいもが10月15日到着し、皆さまのご協力によりその日のうちに完売となりました。ご協力ありがとうございました。

=逝去者記念聖餐式の定例化=
11月から、毎月第3水曜日午前11時、その月の教会関係逝去者全員のために逝去者記念聖餐式(レクイエム)を行います。該当する遺族の方にはその都度はがきでご案内します。なお、個別の逝去者記念式については、これまで通りご希望に応じて随時行いますのでお申し出ください。

=幼稚園運動会盛会=
10月7日(土)午前中錦林小学校校庭で、好天に恵まれて、園児全員が家族ともども楽しいひとときを過ごしました。お母さんたちが裏方として大活躍する姿が印象的でした。

=東海地方豪雨災害支援=
10月15日の信施金34,944円は東海地方豪雨災害支援のために献げました。

=重債務国開発協力資金=
9月から11月まで、毎月第4日曜日の信施金を重債務国開発協力資金として管区へ献げることにしています。10月22日にその2回目を献げました。

=聖マリア教会ホームページ引越=
新しいアドレスはhttp://www.nskk.org/kyoto/stmariaです。教区情報発信委員会の斡旋により日本聖公会の下位フォルダに無料で領域をいただきました。これまでは吉村伸さんのホームページに間借りしていました。永らくありがとうございました。


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