8月号その2


24団カブ隊夏季カブホリディ

○7月25日(金)〜27日(日)、近江八幡長命寺にて。
 カブホリディはMUSASHIをテーマに、宮本武蔵の秘伝の五輪書が盗まれた為、それを取り戻しに行くという想定で行いました。初日は水鉄砲作り、二日目の午前はポイントで修行をしながら長命寺を登りました。午後からは組集会で作った刀と水鉄砲で戦いをし五輪書の在処の手がかりを手にし、三日目に五輪書を探し出し、それを見て武蔵の子孫が戦いに勝利しました。今回のキャンプは戦いをテーマにし活発なものになりました。幸いにも気候が比較的涼しくスカウトは元気いっぱいに楽しんだと思います。 
      (カブ隊隊長 中川武志)


24団ボーイ隊キャンプ

○8月14日(木)〜17日(日)、芦生キャンプサイトにて。

 テーマは「暑サニモ負ケズ 虫ニモ負ケズ」。ところが予想に反し、初日の設営と最終日の徹営は雨、途中も曇り空。自然は素晴らしい教えの場です。


第2回京都ベンチャー

○8月10日(日)〜14日(木) 花背山の家、和知、琵琶湖周辺ほか

 ベンチャー隊では、7名のスカウトが8月10日から4泊5日で第2回京都ベンチャーに参加しました。最初は和知の由良川でのカヌーに3名、自転車での琵琶湖一周に4名のスカウトが挑戦しました。13日には,花背山の家に集結し、全体プログラムを行い、フィナーレを迎えました。みんなひと夏のよい思い出を作りました。
            (ベンチャー隊長 森田健史)


聖マリア幼稚園お泊まり保育

○8月6日(水)〜7日(木)、聖マリア幼稚園にて。

 今年も、年長組(緑組)のお泊り保育を行いました。今夏は、プールを設置した六月から長い梅雨の為、ほとんどプールに入れないまま夏休みに入りました。そんな中で迎えたお泊り幼稚園の当日は、なんとあの猛威を振るった「台風10号」が近畿地方に向かいつつあったのです。「プールに入れるかな?」「キャンプファイヤーはできるかな?」と心配は募るばかりでしたが、子ども達は、大きな荷物を背中に、そして期待と不安で胸をいっぱいにして登園してきてくれました。そんな、子ども達の願いが届いたからでしょう、ほとんどのプログラムを予定通り行う事が出来ました。ただ「肝試し」での『事件』を除いては…。一学期から、「お化けごっこ」をして遊んでいた子どもたち。でも、そのお化けに誰かが連れ去られたとしたら…!?そんな予想外の出来事が、園長先生の身の上に起こってしまいました。お化けにさらわれた園長先生を、お化けの国から救い出すべく、子ども達は手と
手を取り合い真っ暗な夜の幼稚園・礼拝堂を探検したのです。勇気ある子ども達のおかげで、園長先生は花組の部屋で救出する事が出来ました。みんなで出かけたお風呂屋さんもホールでのキャンドルファイヤーもみんな、みんな忘れないでね。   
(サラ 生谷 朋子)

聖マリア幼稚園子育て支援講演会
のご案内

演題:「親の望む子にではなく、子の望む親に」
日時:2003年9月12日(金) 午前10時〜11時30分
場所:京都聖マリア教会礼拝堂
     (丸太町岡崎道角・北側教会入口よりお入りください)
講演終了後、新入園児保護者の方を対象に、在園児保護者とお話しできる場を設けたいと思っております。
いろいろな体験談も聞けるチャンスです。ぜひご参加ください。
講師:京都市嘱託助産師 菅沼 美奈子氏

(講師プロフィール)
 山田赤十字高等看護学院、京都大学医学部附属助産婦学校、京都府立保健婦専門学校、仏教大学文学部教育学科を卒業。岐阜県保母検定の資格をもつ。
 岐阜県池田町立温知保育園にて保母として5年間勤務した後、総合病院京都南病院で保健師として5年間、助産師として5年弱勤務する。
 その後、京都大学医療技術短期大学部にて助産師教育者として20年余勤務した後、家族の介護のため退職する。
 現在は、京都市の嘱託として退院早々の赤ちゃんをもつ家庭を訪問し、母子相談、家族計画指導等を行っている。
 社団法人京都府助産師会理事、国立京都病院看護助産学校助産学科非常勤講師を兼任。
入場無料 事前の申し込みは必要ありませんので当日直接会場へおいでください。
主催:京都聖マリア学園 聖マリア幼稚園
共催:聖マリア幼稚園母の会・京都聖マリア教会「幼稚園委員会」
お問い合わせ:聖マリア幼稚園 園長 菅原さと子
       TEL.075-761-4529 FAX.075-751-8989

予告
2004年度入園説明会は9月20日(土)午前10時〜11時30分に開催いたします。


投稿
「若王子のマリア教会墓地にある
       ソウターさんのお墓の話」

                                   ヨシュア 立石昭三

 服部卓爾兄と私はマリア教会の墓地と納骨堂の管理のお手伝いをする役目です。と言いましても服部兄がほとんどの事をしておられます。
 2001年二月発行のマリア・コイノニア210号に、「アニー・E・N・ソウター先生のこと」と題して立石が一文を書きました。これはその後日譚です。
 マリア教会の若王子墓地には二つの立派なソウター姓のお墓があります。一つはエリザベスさんで1913年2月14日没、いま一つはエディスさんで1921年11月23日没とあります。私が書いたアニー・ソウターさんは1938年4月末に日本を離れましたので、その没年も最後を過ごした場所も分かっていません。しかしその教え子達の努力により、プロフィールはかなり分かって来て、それは私がコイノニアに書いたとおりです。
 今まで、これら二つのお墓の縁者が知れないまま、教会は京都市に墓地の税金を払っていますし、教会委員会では縁故者を調べようということになり、それを私が引き受け、服部氏がお墓の写真を撮影し、見取り図も描きました。私はこれまでうちに滞在していた英米人に、そのルーツ探しを依頼しました。毎年クリスマスを我が家で過ごすことにしていた米国のノエル・クロケットさんには、サクラメント市、ロンドン他の英米の死亡記録を当たってもらいましたが、彼は昨年永眠しました。
 一九七二年八月、長谷川司祭の時代のマリア教会に、オクスフォードの日本語科の学生であるジェフリー、ジェイムス、ジェレミーの三人が来ました。皆、日本語は上手でして、我が家が比較的広かったので三人をホームステイとして預かり、京都近辺を案内しました。彼らはそれから何度も来日し、日本で職についた人もいます。そして、今も英国のジェフリーと米国のジェレミーとはメイルを交換しています。
 そのほかにも何度か、空しい調査の後、英国在住のジェフリーに最後の調査を頼む事にしました。ジェフは競馬で有名なダービーの夕刊紙にソウター姉妹(実は姉妹ではなく、アニーはエリザベスの従妹でしたが)の記事を載せました。それに対して二つの反応がありました。会館入り口の掲示板に貼ってあります。
 最初の記事はこうです。
「日本、京都にある聖マリア教会墓地はよく手入れされ、そこには二基の石碑がある。一つはエディス・ソウターのもので、墓碑銘と没年が記され、一つはエリザベス・ソウターのもので、表には姓名と没年、裏面には英国、ダービー出身とある。1902年(明治35年)、日英同盟成立後、英国の外交官、技術者、教師が多数、日本に来たのは間違いない。
エリザベス・ソウターは語学教師として先に京都に赴いたが、1868年ロンドンに生まれた従妹で、1909年に夫を亡くしたアニー・E.ソウターを同じ京都へ呼んだ。そして二人は京都第一と第二商業学校に勤めたわけである。(先のコイノニア210号で1879年生まれとしたのは別人のアン・ソウター氏の事だと思われる)。
1881年の人口調査によれば、1844年ダービーのダッフィールドに生まれたエリザベスは独身の37才の教師で、24才の従妹アニーと共にオスマストン街八二番にある伯母、ハンナ・ソウター宅に寄留していた。エリザベス、エディス、アニーの勇気あるダッフィールドのソウター家女性教師のうち二人は帰らなかったが、アニーは53才かそれ以上で帰国し、読者の中には写真か手紙か思い出をお持ちの方もおられるかと思う。
 どなたか情報をお持ちの方は、京都に残るアニーの嘗ての生徒が高齢で今や少なくなりつつある中で、三人のソウター姉妹の合同記念式を計画しているので、本紙「故人」の欄か、左記Eメイルにお知らせください。六五年以上もの間アニーを慕い続けた嘗ての生徒の愛と報恩の念、そしてエディスとエリザベスの想い出のために。
ジェフリー・ウイルキンソン(Eメイルアドレス・・・)」
 このダービー・イヴニング・テレグラフの記事に対して二つの反応があった。一つは英国系米人ソウター夫人からで、これは多分ダービーとも日本とも関係がないと思う。ソウターという名前は姓としては珍しいが、英国のあちこちにある名前である。
 もう一つのものはスー・スレイター夫人からのもので、彼女はソウター家と縁はないが、ダッフィールドでは旧家の出で、両親および祖父母がソウター家をよく知っていたと言う。それによるとソウター家は信仰深く、教会活動、社会活動に熱心だったと言う。これは当方のソウター家のイメージにその奉仕の精神が一致するかも知れない。以下その手紙を紹介する。
 「ジェフリーさん、今日は。
 私はダッフィールドの旧家の末孫で旧家の歴史に興味を持っています。家業は代々製肉業で、1820年に遡ります。父は1898年生まれ、私は1944年生まれです。1880年代生まれの伯母がいましたが残念ながら父も伯母も故人となりました。私は父がソウター家について話していたのを憶えていますが、詳しいことは憶えていません。人口調査の記録でソウター家の名前は見たことがありますので御興味があるかと思える情報を以下に記します。
ダッフィールド教会についてのノート。
ソウター家はダッフィールドとその教会に永い繋がりがある。1604年、ヤコブ・ソウターがここで洗礼を受けた。1682年、サム・ソウターは一シリングで「汝の犬を汝の教会から追い出す」ようにと「犬追い棒」保持者(信徒奉事者かアッシャーのような役目)となり、今もその呼び名は残っている。1702年以後、マシュウ・ソウターは年俸6シリングで晩鐘を鳴らす役目。この家族の最近の人では、教会通りのジェイムス・ソウターが半世紀に亘り鐘を撞いた。そして教区聖職者ピーターはそのダービー訛りの朗々たる音声で50年以上、「神の賛美と栄光を謳え」と昔ながらの調子の聖歌をリードした。
 ソウター姉妹については従妹にも聞いてみます。ダッフィールドの旧家についてはあまり残されたものは少ないでしょうが、尋ねるべき人があれば出来るだけ尋ねてみます。私はダッフィールドから3km以上、外に出ません。よい成果がありますように。
    スー・スレイター」


各部からのおしらせ

=日曜学校=
二学期は9月7日(日)より。
12日(金)7時よりダニエルズにてキャンプお疲れさん会。4日締め切り。

=ジュニアチャーチ=
二学期は9月7日(日)より。

=幼稚園=
8月27日(水)教師会。
28日(木)母の会大掃除。
9月1日(月)始業式・新入園児願書交付。
4日(木)午後保育開始。
12日(金)第三回子育て支援講演会。20日(土)入園説明会。

=婦人会=
お台所の冷蔵庫が新しくなりました。おうどん会計からの購入です。 
9月14日敬老お祝い会のお食事と記念品を婦人会が用意します。当日と前日の準備のご協力をお願いします。
9月婦人会例会はお仕事会の予定です。

=ボーイスカウト24団=
9月7日(日)団ラリー・合同上進式。ビーバースカウトはカブスカウトに、カブスカウトはボーイスカウトに、ボーイスカウトはベンチャースカウトに、ベンチャースカウトはローバースカウトに昇進します。若王子山周辺、聖マリア教会にて。


ニュースとお知らせ

=出産おめでとうございます=
8月13日朝、シンガポール在住の小泉満生・尚子夫妻に女児が誕生、3400グラムで母子共にお元気です。舞夏(まいか)ちゃんと命名されました。

=逝去者記念聖餐式(レクイエム)=
8月20日(水)に次の方々を記念しました。
1日―ヤコブ広沢哲男(1981)、
6日―クララ山田絢子(1989)、
7日―サムエル津田慎介(1960)、
9日―*棚橋恒(2001)、*荒木義次(二〇〇二)、
10日―篠田統(1978)、*西谷涼子(1994)、
12日―林要三(1940)、速水和彦(1949)、ヘレン伊豫田絹子(1995)、
14日―ガマリエル渡辺常造(1999)、
16日―*上田延広(1976)、
21日―ヨハネ小川富(1954)、
22日―ルデア南祐実(1984)、古川清子(1987)、
25日―プリスカ浦地つね子(2001)、
28日―ステパノ中根冬雄(2000)、
30日―*牧村ます(1945)

=新しい歌を主に向かって歌え―みんなでつくる聖餐式=
第3回が7月27日(日)に礼拝音楽委員会担当で行なわれました。ハンドベルによる点鐘と前奏で始まり、聖歌伴奏や奏楽にはピアノ、フルート、ギター、バイオリン、リコーダー、ハンドベル、オートハープ、打楽器などが用いられました。末松義密さんがこの日のために新たに作曲した曲を歌い、ハンドベル・フルートの伴奏による吉村由理さんの独唱、礼拝後奏では初登場のマリア・コンソートによるリコーダー四重奏が演奏されました。次回は9月28日(日)婦人会担当です。

=聖堂、会館の営繕=
いくつかの補修が行なわれました。二階会議室のドア・ストッパー修理、玄関扉のネジ釘降下防止、聖堂音響設備の調整、男子トイレのドア内側ノブ交換(有償)などです。特に、男子トイレの内側ノブに錆が出たのは、濡れた手で触れることが多かったためと思われます。子どもたちに、手洗い後、手をよく拭くようにご指導ください。


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