月報「コイノニア」
1999年7月号 No.191


信仰に生きるとは?

牧師 司祭 イザヤ 浦 地 洪 一

愛する者たち、互いに愛し合いましょう。愛は神から出るもので、愛する者は皆、神から生まれ、神を知っているからです。愛することのない者は神を知りません。神は愛だからです。神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。 (ヨハネ一 4章7節―9節)

神さまを信じて生きるとはどういうことなのか?
神さまを信じて生きる人と信じないで生きる人と、どこがどのように違うのだろう?

 何十年も信仰生活、教会生活を続けていても、ふと立ち止まって考え込んでしまうことがあります。
 日本のクリスチャンは、カトリックもプロテスタントも含めて全人口の1パーセントぐらいと言われてひさしく、とくに年々増えているようでもありません。その他の九十九パーセントの人々は、仏教徒であったり、神社の氏子であったり、新興宗教の信者であったりするのでしょうが、多くは無信仰、無宗教で、聖書が教える神さまを知らないで生きている人たちだということになります。
 私は、繁華街や駅の雑踏の中に身を置いているとき、自分の周りを忙しそうに過ぎ去っていく人々を見て、この九十九人は、神さまを必要としていない人々だ、神さま無しで生きている人々なのだという思いに駆られます。
 まわりの99人の人たちからは、私がクリスチャンであることがわかりません。私は、他の人々と同じように歩いていますし、同じように美味しいものを食べたいと思っていますし、美しいものを見たいと思っていますし、外見は、神さまを信じないで生きている人と少しも変わりはありません。
クリスチャンだからといって、特別の生活があるわけではありません。クリスチャンにとって悪いことは、すべての人々にとって悪いことですし、世の中のすべての人々にとって良いことはクリスチャンにとっても良いことだと思うのです。
 それでは、神さまを信じている人と信じない人と、生き方において、どこがどのように違うのでしょうか?
 それは、神さまとの関係において「意味を見い出す」人と、そうでない人の違いだと思います。
 いつものことをいつものようにしているだけ、当たり前のことと受け取る人と、神さまとの関係で、不思議な力が働いていることを感じたり、感謝の気持ちに満ちあふれたり、恐れおののいたりする人とでは、同じことをしていても違いがあります。
 神さまなしでも、喜んだり、感謝の気持ちを持ったり、怒りの気持ちを持ったり、悲しんだりします。ただ、喜んだり悲しんだりするだけでなく、「神さまとの関係」において、意味を見いだすことにより、神さまに感謝し、神さまの不思議なまなざしを感じ、恵みや力が働くのを感じるのです。
 自然現象の中からも、歴史の営みを通しても、平凡な日常の生活を通しても、その中に神さまのみ心を感じ、神さまに感謝し、賛美をささげます。
 それだけでなく、神さまの方から、私たちを愛して下さっているという、強烈なメッセージが送られています。私たちのような者にも、私のような者にも、神さまは、そのひとり子を与え、その命を十字架にかけて、それほどまでに、私たちを愛して下さっています。
 この方によって、生かされ、愛され、必要とされているという実感が、クリスチャンの内面の心です。外見は、99人の隣人と変わりませんが、中身は、嬉しくてしようがない。ほとばしり出る喜びと感謝と賛美にあふれているのです。この喜びをどうしたら人々に伝えることが出来るのでしょうか。


礼拝堂建築工事
梅雨空の合間着々と

○5月31日(月)、午後7時30分から8時30分まで、聖マリア幼稚園の園児に対する工事の安全対策について、保護者への説明会が行われました。保護者34名、ヴォーリズ建築事務所、コーナン建設、幼稚園職員、計41名が出席し、工事担当者の説明を聞き、質疑応答が行われました。
○6月2日(水)浦地司祭とヴォーリズ建築事務所の石若さんは、京都市保健福祉局保健衛生推進室生活衛生課生活衛生係を訪ね、新礼拝堂の納骨堂経営許可申請について指導を受けました。
○4月4日(金)・縄張り、5日(土)・試験杭の打ち込みの予定でしたが、地中障害物(旧礼拝堂の基礎コンクリート塊)が出たため、これを除去した後、6月9日、10日にこれが延期されました。
○6月4日(金)夕、会館二階において、建築実行委員会、ヴォーリズ建築事務所、コーナン建設による総合定例会議が行われました。当日までの工事の進捗状況について報告され、今後の工程について説明を聞きました。
○幼稚園保護者会において保護者の一人から要望されていた「仮使用申請」については、十全の安全対策を行うことを前提に申請しないことにしました。
○工事中だけでも教会前の「バス停」について、東の方のバス停に統合してはどうかとの近隣の方々のすすめに応じて、教会からも京都市交通局に要望書を出すことにしました。
(結果、7月1日より実施され、岡崎道の東側のバス停に一本化されました。)
○6月9日(水)、新礼拝堂の建築位置を確認する「縄張り」が行われ、教会から服部卓爾さんが、幼稚園から菅原さと子さんが立会い確認しました。
○6月10日(木)から、杭打ちの工事が始まりました。11メートルの杭4本、9メートルの杭34本、いずれも直径50センチのコンクリート杭が、土壌凝固剤を注入しながら打ち込まれます。
○6月11日(金)夕、礼拝堂建築実行委員会が行われ、五月末現在の建築会計の報告、聖マリア幼稚園からこの夏休み中に行われる予定の園舎の修繕計画の報告について聞き、さらに会議室、小礼拝堂の細部、設備等について協議しました。また、収益事業担当委員として、野本武さん、続木創さん、吉村伸さん、南寛さんに委嘱することにしました。
○6月14日(月)、15日 (火)、杭打ちの工事。9メートルのコンクリート杭34本が打ち込まれました。16日(水)から基礎工事のため掘削、土留め作業が行われています。
○6月18日(金)夜、礼拝堂建築実行委員会が行われました。礼拝堂の設備等細部について協議しました。コンセントの位置、放送設備、オルガンのスピーカーの位置、エレベーターの安全性、モザイク画の位置、聖卓、聖書台のデザイン等について話し合い、さらにヴォーリズ建築事務所と話し合い、細部についてデザインやサンプルを提示してもらうよう依頼することにしています。
○6月25日(金)夜、ヴォーリズ建築事務所の担当者を迎えて礼拝堂建築実行委員会が行われました。先週検討したコンセントの位置、礼拝堂の照明器具、放送設備、オルガンのスピーカーの位置、エレベーターの安全性、モザイク画の設置場所等について検討しました。


1999年度バザー開催を決定!

バザー委員長
昨年に引き続き 野本武兄に!

 すでに、皆様方ご承知のとおり、今年の秋も恒例のバザーが開催されることとなりました。
 今年は、開催時期が、新礼拝堂建築工事の最終追込み中という、例年と異なる要素もあり、教会としては、慎重に検討を重ねておられました。一方、ボーイスカウト京都第24団は、早々に、単独でも開催したいという強い熱意を表明されました。その他の各部のご意向をも踏まえて、先月の教会委員会で協議された結果、例年同様、バザーを開催することが決定されました。
 今年の開催には、「運動場がかなり狭くなっている」こと、「幼稚園施設と教会会館が分断されている」こと、「超混雑が予想される」こと等々、例年に比べて、厳しい条件を課せられております。今後、相談申し上げることや解決せねばならないことが多々予想されます。何はともあれ、各部の皆様方のご助力を得て、楽しくバザーが開催できますように、心を尽くして準備を進めて行きたいと、実行委員一同、気持ちを引き締めております。
 今後の予定としては、7月7日(水)にボーイスカウト、幼稚園および教会の各部代表者による第1回目の実行委員会を開催し、基本方針、使用施設、出店・コーナーの概略等を検討する予定です。その結果を、各部に持ち帰り願い、検討を重ねていただき、9月上旬に第2回目の実行委員会を開催し、さらに具体的なことを決めて行きたいと思っております。
 各部の皆様方におかれましても、今年のバザーが、昨年にも増して、心楽しく、華やかに開催できますように、何かとご協力を賜りますよう、お願い申し上げるしだいです。 (バザー委員長 マルコ 野本武)

肝心のバザーの日程については、現在調整中です。礼拝堂建築工事との兼ね合いを睨み、いかにこのバザーを成功に導くかを検討の上、できれば第一回のバザー委員会において、決定したいと思います。決定しだい皆様にお知らせいたします。
また当然、工事のため使用部分が限られるなど、例年のノウハウにプラスアルファがたくさん必要になります。ご協力をお願いいたします。


報告
信徒使徒職のための
リーダーシップ・トレーニング

マーガレット 浦地愛

 去る6月4日から6日までの2泊3日間、管区主催「信徒使徒職のためのリーダーシップ・トレーニング」に参加するため、名古屋にある日本カトリック研修センターへ行って来ました。各教区より聖職、青年、女性、壮年が集まり、計32名での研修でした。
 自己紹介、ゲームなどから始まり、グループごとにブレーンストーミング(各テーマで思いつくまま模造紙に書いて分かち合い)をしたり、違うグループで「現実の教会」「理想の教会」について分かち合い、分かち合ったことを一枚の絵にしたり・・・と、中味の濃いプログラムでした。
 教会の現状は、各教区、各教会によって全く違います。「信徒数が少ない」「教会委員に女性が入らない」「弱者に優しくない」「閉ざされている」「権威的」・・・など現実に大きな問題を抱えている教会がたくさんあります。あまりピンと来ない、言われても想像できない教会もあり、私にとって驚きと発見でした。ただ、そんな教会もあるという事実を知ることが出来ただけでも嬉しく思います。
 また、この研修中によく出てきた【ファシリテーター】という言葉―一人一人の思い・意見を大事にしながら、お互いに学び、話を進行する役割のことです。【ファシリテーター】についても私にとって、興味深いことの一つでした。
 研修に参加出来たこと、たくさんの人に出会えたことに感謝したいと思います。


おりおりの献金

(5月30日〜6月30日)

逝去者記念
菅原さと子(笠井シズエ)、速水恵子、続木智子(満那)

誕生日感謝 
速水富貴、立石昭三(第4子)、久保明日香、西村和美、大槻宏和(まゆこ、ようこ)、新実順男・あずさ(玲菜)、市井隆子、吉川まゆみ(晟史)

感謝献金
速水恵子(納骨堂維持/速水久彦・仲子)、星野富士子(回復)、吉川まゆみ(母快気)、古舘典子(主人退院)


各部からのおしらせ

=日曜学校=
7月11日(日)梅小路公園へおさんぽ(予定)
夏の北小松キャンプは7月31日(土)8月1日(日)の1泊2日です。スタッフ募集中。岩城征文・浦地愛まで。
7月18日(日)午後2時より教会会館にてキャンプ説明会。
7月5日(月)午後7時半より7月度SS教師会。委員、スタッフの方ご予定ください。

=ジュニアチャーチ=
7月4日(日)18日(日)午前10時より朝の礼拝。7月24日(土)25日(日)芦生キャンプ。スタッフ募集中。吉村伸まで。

=幼稚園=
7月5日(月)青少年科学センター及びプラネタリウム(緑組のみ)。
7月8日(木)4〜7月お誕生会。
7月9日(金)午後保育終了。
7月14日(水)午前、お楽しみ会。
7月17日(土)一学期終了。
7月19日(月)通園夏期保育(御所)。26日(月)通園夏期保育(宝ヶ池)。

=婦人会=
7月25日(日)午後1時30分から、幼稚園ホールにおいて、婦人会7月例会。第一部・礼拝 第二部・「上手に写そう」。宇野祐次兄を講師に写真撮影の入門編を教えていただきます。

=ボーイスカウト=
本年度夏季キャンプ予定
▽ビーバー隊・カブ隊・7月30日(金)〜8月1日(日)マキノスキー場。
▽ベンチャー隊・7月27日(火)〜31日(土)香川県某無人島にて。
▽ボーイ隊・8月12日(木)〜16日(月)芦生キャンプ場。


ニュースとお知らせ

=誕生=
戸川晃子さん(戸川正憲さん夫人)は、7月1日午前3時15分、山田錦林医院において待望の男児を出産されました。母子共にお元気です。おめでとうございます。

=命名=
5月18日出産された森田みどりさんの御長女は、「しおり」ちゃんと命名されました。どうぞよろしく。

=逝去=
辻淳一さんのご母堂辻とめさんは、入院養生しておられましたが、去る6月24日、老衰のため逝去されました。魂の平安のため、ご遺族のためにお祈りください。

=誕生感謝の祈り=
6月13日(日)、聖餐式に引き続いて、去る4月17日に誕生された新実順男さん・あづささんの長女玲菜ちゃんの「誕生感謝の祈り」をいたしました。

=入院=
中根冬雄さんは、去る6月6日、早朝、老人施設の自室で脳梗塞のため倒れられ、行田市の行田病院に入院されました。意識はありますが、言葉が出ない状態です。お祈りください。

=退院=
▽白神芳子さんは、2月末から入院しておられましたが、6月初めに退院され、京都市右京区の次女の相馬さん宅において静養しておられます。腰の骨の痛みが取れず、床についたままの状態です。
▽松本時子さんは、胃潰瘍のため、入院しておられましたが、去る十六日、退院され、自宅で静養しておられます。引き続きお祈りください。

=研修=
村田洋子さんは、6月17日から9月17日まで、米国、ロサンジェルスのセンテナリー合同メソジスト教会において行われるインターン(研修)に参加し、研究調査に出かけられます。旅路の安全のためにお祈りください。

=結婚=
梁村和成執事(加悦聖三一教会牧師補)と中俣明日香さん(京都復活教会信徒)は、7月17日(土)午後1時30分から、聖アグネス教会(主教座聖堂)において、武藤主教司式により聖婚式を挙げられます。

=救命講習会に参加=
6月20日(日)午後、青年会では、夏のキャンプや野外活動に備えて、左京消防署に応急手当などの救命講習を受けに行きました。八名参加。

=日曜学校夏の北小松キャンプ=
日曜学校では、下記のように夏期キャンプを行います。
参加される方は、お申し出でください。食事スタッフなどお手伝い頂ける方を募っています。ぜひご協力ください。
▽日時・7月31日(土)〜八月1日(日)
▽場所・北小松キャンプ場
▽参加費・小学生3000円、スタッフ5000円、未就学児1000円
▽申込締切・7月10日(土)、浦地愛さんまで。
▽キャンプ説明会・7月18日(日)午後2時(於・教会会館)

=教区の各部門夏のキャンプ=
京都教区宣教局教育部主催の各部門の夏のキャンプの案内が来ています。ふるって参加してください。
▽小学生キャンプ 7月26日 (月)〜28日(水)、於・北小松キャンプ場。小学3年〜6年。参加費・10000円。〆切・7月13日、浦地愛さんまで。
▽中学生キャンプ 7月28日(水)〜31日 (土) 於・北小松キャンプ場。参加費・12000円+お米三合 〆切・7月14日、吉村伸さんまで。

=ハンドベルの夕べ=
▽日時・7月25日(日)午後六時から
▽開場・府民ホール「アルティ」▽出演・神戸YMCAベルクワイアー 
前売券・3000円(浦地恭子さんまで)▽主催・京都JOCS

=信徒の集い=
京都教区第40回「信徒の集い」
▽日時・9月23日(木・秋分の日)〜二十四日(金)
場所・鳥羽グランドホテル(天然温泉)
▽参加費・15000円▽テーマ・「心豊かに主に感謝」
▽講師・青木嘉子氏(社会福祉団体歯車の会事務局長、インドのカルカッタのマザー・テレサの諸施設を訪問、ボランティア活動の働きを支援)
担当・三重伝道区


他の月の月報へ

インデックスページへ戻る