京都聖マリア教会礼拝堂は、1911年(明治45年)5月の落成以来、86年間、信徒はもちろん地元の人たちにも大変親しまれてきました。しかし、地盤の不等沈下に加え、1995年の阪神大震災で、決定的打撃を受けました。震災以来、何度も上部のレンガが落下し、大理石の祭壇を傷つけるなどの被害が相次ぎ、専門家の調査を依頼したところ、再度中規模の地震が来た場合でも、崩壊してしまう可能性が大であることが判明しました。併設の聖マリア幼稚園の園庭側に崩壊し、園児に万一のことがあれば、とのこともあり、とりあえず解体する事になりました。
しかし、その時点では礼拝堂建築資金のプールも充分ではなく、解体資金だけでほとんどの備蓄を使い果たしてしまいました。
1997年に新礼拝堂建築のための募金活動がスタートし、信徒一丸となってバザー、コンサート等の企画をはじめ、広くみなさんに協力を求め、1000件にのぼる外部募金協力者を得ることができました。
そしてこのたび、みなさまのお祈りのおかげで2000年1月には新礼拝堂が落成竣工する事ができました。ありがとうございました。
しかし、まだすべての支払いが終了したわけではなく、まだまだ募金活動を続けて行かねばなりません。共にお祈りください。


礼拝堂建築募金について

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