ハレルヤ!主のご復活おめでとうございます!

 
復活のろうそく
  4月21日(日)、川口基督教会の聖堂において、復活日聖餐式がステパノ柳時京司祭の司式・説教で行われ、183人の信徒が集い、主のご復活を喜び祝い、賛美と感謝の礼拝を献げました。

 柳司祭は、4月1日(月)に私たちの教会の牧師として就任され、4月7日(日)に牧師任命式を終えられたばかりで、初めてのイースター。この日は、私たち信徒にとって主のご復活と新しい羊飼いをお迎えした喜び、二つの喜びに満ち満ちた聖餐式となりました。
 
 柳司祭は、説教の中で「イースターの礼拝こそ、礼拝中の中の礼拝」と語られ、私たちに信仰の三つの形を示されました。
 一つ目は涙の信仰。人は苦しみ、悲しみの中で涙を流す。ユダヤの本には「涙は世の中で最も美しい液体」とあり、イエスも涙を流された。二つ目は十字架の信仰。苦しみの印である十字架は、イエスの尊い死によって謙遜と犠牲の印となった。私たちが主を愛し、信じるならば自分の十字架を背負わなければならない。三つ目は復活の信仰。十字架上のイエスを裏切り、絶望の中にいた弟子たちは、やがて復活のイエスに出会う。「復活」がなければキリスト教はありえない。復活の信仰が、涙にくれていた弟子たちを呼び寄せ、強め、宣教活動へと向かわせた。柳司祭は「復活の信仰は勝利の信仰です」と力強い言葉で、復活日の説教を締めくくられました。
 陪餐に向かう信徒の長い列には、久しぶりに来られた高齢者の方や、遠方の方もおられ、多くの兄弟姉妹と主のご復活の命のみ恵みを分かち合うことができました。

 
説教中の柳司祭

 

  
       聖歌隊によるアンセム