![]() 「英語で聖書を読む会」は、オーストラリア人宣教師フランシス・ボーランド先生をリーダーに、 毎週火曜日夜七時に開かれています。聖書を語る先生の情熱と、集まりの暖かい雰囲気にみ んな引き込まれています。 教材は三年前から「アルファー・コース」のテキストを使い始め、現在はその最終章「これから の人生を最大限に活用するためには」に沿って聖書を学んでいます。 「アルファー・コース」は元弁護士である英国人聖職者ニッキー・ガンベルが、クリスチャンでな い人や、キリスト教に関してもっと多くを知りたいという人のために始めた聖書の学びのコース です。全体は十五章にわかれていて、「イエス様ってどんな方?」「神様の導きってどう見分ける の?」などの章がありますが、私は二年前にトマス教会へきましたので、第六章「なぜ祈るか、ど のように祈るか」から参加しました。先生に導かれて皆で聖書を学んでいくうちに、自分が父な る神とみ子イエスだけに注目していて、聖霊にはあまり目を向けていなかったことに気付かされ ました。天地創造からペンテコステに至るまで聖霊が関わったあらゆる箇所を読み、イエス様 の名によって祈り求めるとき、弟子たちだけでなく、私たち全てのクリスチャンに神の霊が与え られ、そして聖霊に満たされたとき、それぞれが伝道したいという意志や、神様の意図を理解す る能力などの賜物を与えられるという事実を理解することができました。また、お祈りの力が無 限であること、お祈りを続けることの大切さを教えて頂き感謝しています。 来年からは新しく、キリスト教精神に基づいたファンタジー、C.S・ルイスのナルニア国物語第 一話「ライオンと魔女」をテキストに使います。この物語は聖書の教えを子供が楽しんで読める ように、教父である作者がおとぎ話に仕立てた作品です。イエス様の象徴であるライオン・アス ランの姿は、大人の心にも深く訴えかけてきます。私はすでに翻訳で読みましたが、ボーランド 先生の信仰を通してみんなで英語で読むとき、聖書の伝える真実をまた新たに思い出すことが できると思います。 ![]() ![]()
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