日本聖公会各教区報のなかから

☆毎月、広報主事宛に送っていただく各教区報等のなかから、ご紹介しております。



沖縄教区時報
(2001年9月20日発行)
東北教区報
(2001年10月7日発行)
















ハワイ教区との交流
     ―若者たちの交流プログラム―
沖縄教区時報・第429号
(2001年9月20日発行)

8月1日(水)から13日(月)まで、姉妹教区関係にあるハワイ教区の中高生との間で、ユースプログラムが行われた。ハワイ教区から高校生とスタッフ総勢10名、沖縄教区からはスタッフとキャンパーが延べで24名が参加した。目的は、両教区の若者たちの交流と人材育成であった。
大まかな日程は次の通りである。

 7月31日(火)夕刻、ハワイ教区一行那覇着。那覇市内のホテルで宿泊。
 8月1日(水)、知念村のホテルで沖縄側の参加者と合流しオリエンテーションキャンプ。2日(木)世界遣産の斎場御嶽(セーファヌウタキ)見学。午後、ビーチで水泳。
 3日(金)平和祈念資料館、平和の礎など南部戦跡から嘉手納基地を見て、平和学習を兼ねて愛楽園まで移動。
 4日(土)午前中、松岡執事よりハンセン病のことやキリストに出会って変えられた人生の証を伺う。午後、愛楽園公会堂で交流プログラム。
 5日(日)主日聖餐式。ハワイ教区のカルバリー教会のジョー司祭が説教。礼拝後、伊良皆ハルさんより証を伺う。

 6日(月)主イエス変容の日とヒロシマ原爆の日。聖日聖餐式。礼拝後、北部観光。
 7日(火)、8日(水)は教区の日曜学校キャンプと合流。8日午後諸魂教会へ移動。
 9日(木)午前中、大倉信彦兄の指導でビーチグラスを使ったキャンドルフォールダーや石に刻印をてのハンコ造り。午後はショッピング。夕食は互いの島の郷土料理を作る。
10日(金)キャンプの振り返りと閉会礼拝。夕にはレストランでハワイ教区のチャン主教主催による夕食会。その夜からハワイ教区のメンバーはホームステイ。
11日(土)はホームステイ先で楽しみ、
12日(日)主日礼拝出席。夕方、小禄聖マタイ教会で沖縄教区主催のお別れ夕食会。13日(月)ハワイ教区のメンバーは首里城を見学して後、那覇空港を飛び立つ。


以上が大まかな日程であったが、このキャンプでは毎日、食前の感謝の他に、朝と夕には礼拝が中高生の持ちまわりで行われた。

当初、言葉も違えば生活習慣、考え方も違う若者たちが、これからどうなるのかと心配していたが、日程が進むにつれて段々と打ち解け合い、言葉や文化の壁を乗り越えて、積極的に話し掛けるようになった。最後の見送りでは、互いに涙ぐむ者が出るほどに、若者たちは親しくなっていた。プログラムの中では、殊に愛楽園訪問が心に残ったらしく、祈りの家教会の人たちが熱烈に歓迎してくれたことや、交流会でのことが楽しかったとの感想が多くあがっていた。


このような形で、言葉、文化、歴史などの違いを乗り越えることができたのは、若者たち一人一人が、積極的に互いに関わりを持とうとしたことが大きい。始めは恥ずかしがり、なかなか近づこうともしなかった若者たちが、あることを切っ掛けにどんどんと変わり始めた。同じ神さまを信じるキリスト者のキャンプだったから起こりえたものだとも云える。多くの違いは違いとして、それらを理解し、分り合う努力をさせた。


 HOPE(ハワイ、沖縄、釜山教区の若者たちが集っていつかエンジョイしよう)は若者たちに名付けられた通称である。若者たちにとってHOPEはかなわぬ夢でなく、まだ見ぬ希望である。必ず実現する日がくることを、私たち大人も、若者たちを通して希望することができたユースプログラムであった。 

(司祭 ダビデ 上原榮正)








東北各地の教会
      ―さまざまな祈りの姿―
東北教区報あけぼの・第88巻10号
(2001年10月7日発行)

白河基督聖公会

 白河訪問は掃除機とモップを車に積むことから始まります。毎月第3日曜日の午前9時、家内と出発です。車中で信者さん宅に連絡を入れます。高齢な方々ですのでその日その日で体調が変わるからです。到着すると掃除機とモップで聖堂・司祭館をお掃除です。その日によっては途中で信者さんを車で迎えに行きます。10時30分、清々しい聖堂で礼拝が始まります。会衆席には家内と高齢の婦人あわせて3人。    これが通常の姿です。聖歌は無伴奏のア・カペラ(聖堂で)。

礼拝は聖餐式です。終わると司祭館の日当りの良い、風通しの良い一室に移り、家内の用意したお昼を頂きます。4人の愛餐会です。一か月間の出来ごとや昔のこと、教区のこと、教会のこと、様々な話題を語り合います。他人の悪口などは決して出ない、さわやかな一時です。話題が尽きる頃、誰彼となく帰り仕度が始まり、一カ月後を約してお別れです。この後司祭は戸締り(冬なら不凍栓を閉じ)をして帰路につきます。(夏の間はこれに草刈が加わりますが、別の日に草刈のための訪問?をすることもあります。)

 かくして、白河基督聖公会の一か月が過ぎて行くのです。

弘前昇天教会

○ヒマラヤ杉伐採

 去る8月28日、聖堂玄関脇にそびえていたヒマラヤ杉を伐採致しました。豪雪低温に見舞われた昨冬、枝に積った雪が凍り、その重さで落下、駐車中のクルマのフロントガラスを直撃し割ってしまいました。もし人に当たっていたら大怪我だったと思います。また、風の強い時は雪を四方に撒きちらしてしまい、通行人や車両に当たったら…と思うと不安でした。

 強風時には枝が折れる心配もあり、今後の安全を考え、教会委員会で検討に検討を重ね今回の伐採に至りました。

 聖堂建立時(1920年)に植えられたと聞いていましたが、1908年であることが判り、驚きを新たにしました。伐採は午前9時から作業安全のお祈りから始まり、信徒・市民の見守る中、午後3時前に終了しました。

鉛山聖救主礼拝堂

 十和田湖畔の自然の中にたたずむ聖救主礼拝堂は、普段はあまり訪れる人もないように思われますが、こっそりと祭壇横に献金が置かれていることもあります。夏の隠れた観光名所なのでしょうか。

今夏もナザレの治子修女、美代志修女が十和田にこられ、変容貌日の礼拝がささげられました。