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<出版物案内>
・『改訂古今聖歌集 試用版』 11月1日発行 価1200円(税別)
*ご注文は聖公会出版へ
<出版物紹介>
『花水木に光が射して』 (説教集)
−B年の福音書による説教−
山口 千寿 著
東京教区聖マーガレット教会の庭の東側に、一本のハナミズキが植えられている。この木に咲く花は十字のかたちをした花びらを持ち、イエスの受難の傷跡が赤く浮かび上がると言われ、そのことと十字架と復活の出来事を思い浮かべて、この本の書名とした、と著者山口司祭は述べている。そして、ここには1999年降臨節(11月末)から始まった教会暦の一年間の福音書に基づく主日の説教がまとめられた。聖書日課はB年ということになる。
本書が成り立った背景としての、二つの要因について山口司祭は記す。一つは聖マーガレット教会の壮年会から、毎主日の説教の梗概を書いて配るようにと求められたこと。「粗筋を書くよりは、説教そのものをタイプする方が、わたしにとっては安易であったので、1999年の聖霊降臨日(5月)より始めました。」
第二は、東京教区のホームページにリンクした聖マーガレット教会のホームページの中の「牧師の部屋」というコーナーに1999年の降臨節(11月)から毎週の説教を掲載することになったこと。そして、11月以降に聖マーガレット教会のホームページに載った毎主日の説教の蓄積を生かして一書にまとめ、出版されたのが本書である。
本書の頁をめくっていくうちに強く感じたことは―(信徒の立場にありながら、少しく生意気な言い方をさせていただくことについてお許しください)…@記されている毎主日の説教が、私ども信徒が心のどこかで痛みを感じている社会的事象・問題を必ず素材にして、Aそれらに神学的立場から、また聖書の視点からの解釈を加え、Bほんとうに、心のこもったお話しぶりである、という諸点である。説教そのものが活字を通して伝わって来るのである。
閉塞感に覆われて暮らしづらい毎日であるが、そのなかで私たちが教会に通い、どのようにして生きていくべきかについて、静かに力を与えてくれる説教集であることを強く感じた。
なお、本書に挟み込まれているマーガレット図書刊行会のチラシによれば、この説教集は山口司祭が自費出版されたものであり、1部2千円の献金にて購読出来るとのこと。献金は教会のエレベーター設置のために捧げられる。問い合わせはマーガレット図書刊行会(聖マーガレット教会内 03−3334−2812)まで。(広報主事・鈴木 一)
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