CCA(アジアキリスト教協議会)-YOUTHから


 CCA-YOUTH今年度の活動レポート

A. 経過報告

1、運動作り

1、1、ローカルの青年運動のサポート

 CCA−YOUTHは、31のローカル・プログラムによって成り立っている。23のプログラムは、約680万円の予算による農村青年プログラム(RYP)の中にあります。RYPは、農村の青年の社会的・経済的な自立を助けるものです。残りの8つのプログラムは、320万円の予算が組まれているWYP(世界青年プロジェクト)によるもので、正義と平和のために闘う、地域の青年たちの活動を促進するものです。

1、2、ローカル青年グループの訪問

 以下を訪問しました。

・SHED委員会による農村青年のための技術トレーニングプロジェクト

・バングラデシュ農村開発協会による農村女性青年のための自立強化プログラム

・ホーチミン(ベトナム)のNhanhoa Parish Sewing Center

 これらの社会的経済的自立プログラムは、RYPがサポートしています。

 また、香港SCM(学生キリスト教運動)と2回協議の場を持ちました。

1、3、アジア・ユース・ウィーク

 アジアの様々な課題をお互いに分かち合い、それぞれの力を引き出すために行われるものです。ポストカードやパンフレットなどを用意しました。

1、4、アジア学生青年大会2000

 CCA-YOUTH、アジアYMCA、国際カトリック学生運動アジア太平洋、国際キリスト者学生会アジア、国際キリスト者学生連盟アジア太平洋地域では、アジア学生青年大会2000を1997年から準備しています。それぞれのネットワークからの参加によって、今までに4回の準備委員会と、開催地となる台湾訪問を行いました。

1、5、地域ネットワーキング

 マレーシア、韓国、香港、ビルマ(ミャンマー)、インドネシアの青年たちを選出し、海外での会議やフィールドワークを補助しました。この海外経験プログラムは、エキュメニカル運動の形成、リーダーシップトレーニング、社会的課題の意識化にとても役立つものとなりました。

1、6、連帯アクション

 約20万円の予算がインドネシア教会共同体青年局のために用いられています。ムスリムとキリスト教との対立する地域への訪問活動へ支援です。約5万円の予算が、フィリピンで用いられています。火山で被災した小作農家への救援活動に用いられています。同じく5万円の予算が、NCCインドで用いられ、政府開発プロジェクトによって被害を受けた人々の支援活動のために用いられています。

1、7、地域ユースプログラムグループミーティング

 RYPに関係するユース担当者がフィリピンに集まり、その活動について協議しました。

 

1、8、地域ユースプログラムグループと世界ユースプログラム委員会との会議

上記2つの委員による合同協議会がバングラデシュのダッカで行われました。

 

2、リーダーシップの育成と神学の形成

2、1、国際開発マネージメントトレーニングコース

 このコースは、他担当デスクとの共催でした。インドネシア、マレーシア、ビルマ、タイ、カンボジア、フィリピン、バングラデシュ、インド、スリランカ、ネパール、パキスタンから参加し、27名が参加。このコースでは、フィールドトリップはもちろんのこと、開発のモデルとそのアプローチ、プロジェクトマネージメントのコンセプトと技術、聖書的神学的リフレクションなどについてのディスカッションを行いました。

2、2、RYPインターン

 タイの青年が農村開発宣教の学びのため、国際開発マネージメントトレーニングに招かれた。彼女は、チェンマイで行われた南西アジアの先住・少数民族の権利のための青年ワークショップのオーガナイズをサポートした。

3、それぞれの状況への信仰の受肉

3、1、「アジアの視点で聖書を読む」の文書を作成

 1993年からCCA-YOUTH主催で行われてる「アジアの視点で聖書を読む」シリーズの一環で、昨年台湾でワークショップを行った。そのプログラムレポートの文章化を進めている。

4、社会関連

4、1、南西アジアにおける先住民・少数民の権利についての青年ワークショップ(タ

イ)

 インドネシア、マレーシア、フィリピン、ビルマ、台湾、タイの先住・少数民族の青年たちが参加した。タイの青年たちがホスト。参加者は、それぞれの人々の暮らし・文化・人権闘争についての物語を分かち合った。また、その中で弁護技術ワークショップがフィリピンのアーティストの青年がリードして行われた。聖書神学リフレクションはタイの青年たちが導いた。

5、その他

5、1、インド長老教会・教会リーダーとユースワーカーの現場研修(香港)

 上記のプログラムが香港で行われた。CCA-YOUTHがそのアレンジをし、教会による教育、医療、社会活動に関するさまざまなプログラムを見ることができた。

5、2、WCC・世界青年プロジェクト会議(ギリシャ)

 上記会議にCCA-YOUTH主事が招かれた。議題は、エキュメニカル運動の形成、WYPの評価、新たなWYPの企画、地域エキュメニカル組織とWCCの連帯の模索など。また、カトリックや正教の青年たちとの円卓会議なども行った。

5、3、新しい青年スタッフとの引継ぎ会議

B. 年末までのプログラム

1、アジア全国青年担当者会議(香港) 11月

 アジア各国の全国青年担当者、WCC青年デスク主事、WCC青年アドバイザーグループのメンバー、CCA青年委員会委員が招かれて行われる。議題は以下の通り。

  ・WYPの評価

  ・新WYPの説明

  ・提案や報告についてのトレーニングに関して

  ・CCA−YOUTH事務局の変革に関するファシリテーション

  ・CCA大会への青年の参加とリーダシップトレーニングに関する戦略化

  ・アジアにおける青年運動のネットワーキングのファシリテーション

2、南アジアにおける多宗教に関する青年プログラムのための準備会議(香港)11月

 インド、パキスタン、スリランカ、バングラデシュ、インドネシアの青年担当者の企画によるプログラム。2000年に予定されている。

3、CCA大会プレ青年イベントの準備会議(インドネシア)11月

 2000年に予定されている上記のプログラムの準備会が行われる。

4、青年インターンとCCA大会のスチュワードのリクルート


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