グループエクササイズ1

「人間知恵の輪」

必要なもの:参加者

やりかた:

1.        参加者は輪になって互いに向き合います。

2.        全員手を前に出し、ぐちゃぐちゃに交差させます。

3.        すぐ隣の人以外の誰かの手をそれぞれ握ります。

4.        全員が隣の人以外の手を握ったことを確認します。

5.        これで「人間知恵の輪」の完成です。

6.        この状態から、手を離さずに互いに向き合った輪の状態に戻します。手をひねることはできますが、手を離してはいけません。

エクササイズの後で:

 ファシリテーター(引き出し役)は、エクササイズの間どのように感じたかを参加者に質問します。目標が達成できたのは、どう思ったから?とか、うまくいかなったところはどこか、等を聞いてみましょう。

 そして全ての活動に結びつけるようにしてみてください。

 ファシリテーターは組織やコミュニケーションの大切さを分かち合うように心がけてください。各々の参加や、全員の一体感、はげましが目標達成のために必要です。

 参加者は、痛み、絶望、多すぎるリーダー、自分のやり方でやろうとしている多くの人、等、いろいろな感情を共有できるでしょう。

グループエクササイズ2

「見ざる」「言わざる」「聞かざる」

 このゲームは全ての活動の最初に、もしくは活動の前、もしくは活動を計画する前や後に使えます。

所要時間:15~20分

必要なもの:

・1グループに2つのハンカチ

・1グループに1つの物(何でも良い)もしくはフルーツ(何でも良い)

   進行役は参加者を混乱させるために最初に物(もしくはフルーツ)を見せます。

1.        ファシリテーターは、3人ずつのグループに分かれるよう指示します。

2.        ファシリテーターは、「目」「耳」「口」と、3人が役割分担するように指示し、自分たちの役割を分担するための時間を与えます。

3.        更にファシリテーターは、1,2に関してのみ質問がないかたずねます。他の質問はなしです。

4.        質問に答えた後、もしくは質問がない場合、ファシリテーターは「これ以上話してはいけません」と指示します。

5.        ファシリテーターは、以下のように続けてください。

6.        「耳」と「口」にハンカチで目を隠すように指示します。

7.        「耳」と「口」の目が見えなくなったら、

8.        「「目」は体のどこを動かしても構いませんが、話したり歩き回ったりできません」(繰り返し言う)

9.        「「口」は話したり叫んだりすることはできますが、動いたり歩き回ることはできません。」

10.                       「「耳」は聞いて動いたり歩き回ることのみできます。」

11.                       ファシリテーターは部屋中に置いてある物を見つけるように指示します。

12.                       秘密のトリック。ファシリテーターは全ての物を取り出し、「目」に(こっそりと)どれがターゲットで、どこに置いてあるか教えます。そして全てのグループが物を見つけられるはずです。

 参加者は指示が不明確なことに不平を言うでしょう。でも、ファシリテーターはこれが手順であり、ゲームの大切な要素であることを説明しなければいけません。

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