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聖パトリック教会1957年伝道開始
2005年2月20日発行 第158号
牧師 司祭 ミカエル 加藤俊彦
聖パトリック教会の皆様へ、2005年の初めに開かれる受聖餐者総会にあたりご挨拶申
し上げます。昨年は教役者の人事異動により、皆様の中には衝撃や寂しさ、不安や戸惑
いなどを感じられた方々が多々いらっしゃったことであろうと思います。特にご高齢の
方々、病床に臥す方々にとりましては、ことのほか不安であられたことと想像いたしま
す。そのような中においても皆様が今まで教会生活を守り続けてこられたことは、皆様
の神様に対する信仰と聖パトリック教会を愛する心との証しであると感じます。まだま
だ手探りなところがあるとは思いますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
さて、牧師として初めて迎える総会の開会に先立ち三つのことを申し上げたいと思いま
す。第一は、教会は礼拝あっての教会であるということです。礼拝することを抜きにし
ては、教会はこの世の中での存在意義を失ってしまいます。まず何よりも皆で集まって
一緒に礼拝すること、そのためには信徒一同がもれなく集まること、すなわち皆様が教
会に来ること、そのことを信仰生活の原則としていただきたいと思います。教会という
建物はあっても、その建物の中に集まる人がいなければ教会は存在しません。しかし、
現実には様々に忙しく、また色々な理由でなかなか教会に来ることが出来ないというこ
とがあると思います。そのような現実はあるとしても、原則を覚えつつ礼拝出席を休む
という信徒としての姿勢を堅持してくださることを望みます。
第二は、礼拝のことを英語でservice(サービス)と言います。辞書によればこの単語
には、尽力、世話、奉仕、事務、運転、供給、敷設、労務、雇用、ご用、使われるこ
と、助け、神に仕えること、礼拝の式、もてなしなどの意味があります。礼拝あっての
教会と言ったときの礼拝とは、礼拝堂の中で行っている諸式だけのことを指しているの
ではありません。むしろ、これらの言葉に表されている様々な働きをも含めたものが礼
拝です。サーバーやアッシャーやオルターなど礼拝を行う上での実際的な奉仕以外に
も、教会会計や麦の会会計などの事務、ワックスがけや掃除や草刈などの労務、お昼ご
飯やおやつやお茶などのもてなし、ブロックや電飾や看板などの敷設、ゴミ出しや草花
などのお世話、エンジェル音楽教室の先生の雇用、子どもたちへのリトミックやピアノ
レッスンの供給、車の誘導の手助けなど、すべての働きを含めたものが礼拝です。その
ような意味においては、より多くの方々の様々なお働きによらなければ礼拝を献げるこ
とは難しいと言えます。私どもの教会ではここ数年来、礼拝の働きを担当してくださる
方々を増やすための取り組みが実を結んできています。この取り組みが、今後益々進め
られ、様々なサービスが生み出され、また色々なサービスを提供してくださる方々の裾
野が広がっていくことを大切にしていただきたいと思います。
ご挨拶の最後は、聖パトリック教会は皆様の教会であり、教会の進む道は皆様が決めて
いくことであり、教会の存続は皆様にかかっているということです。牧師がリーダーシ
ップを発揮するとすれば、それは信徒をそのような主体性へと導いていくことであり、
また教会が進むべき道を見出していくために教会が立つべき場所を指し示していくこと
であり、そのようにして教会全体が一つの群れとなって進んでいくことができるよう整
えていくことであると思います。そのために、まず何よりも皆様が礼拝に集うことを大
切にしてくださるようお勧めし、そのための各種のサービスを牧師が皆様に提供してい
くよう努めることが大切であろうと思います。
最後に、昨年逝去された本名光子氏、沼原須美子氏、須永重憲氏、アンデレ国井勝郎
氏、その他ご関係の逝去者の方々が神様のみ許にあって安らかに憩われ、またご家族へ
の慰めが与えられますように心からお祈り申し上げます。主に感謝。
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