パトリックニュース180号

聖パトリック教会1957年伝道開始
2007年2月18日発行 第180号

受聖餐者総会にあたり-開会演説-

牧師 司祭 ミカエル 加藤俊彦

聖パトリック教会の皆様へ、2007年のはじめに開かれる聖パトリック教会の受聖餐者総会にあたり、ご挨拶申し上げま

す。今回の総会は、私が聖パトリック教会で迎える3回目の定期総会となり、この3月をもって3年間の勤務が過ぎようと

しております。現在、東京教区に在籍する現職聖職者(司祭・執事)は38人おり、按手順でいえば私は17番目に当た

り、年齢順では28番目位になります。丁度若手から中堅へと至る経験や年齢に差し掛かり、また体力もまだそこそこ残

っている年代として、司牧教会以外でもさまざまに教区の諸委員会や行事で働くことが期待され、皆様にはこれまでも

多々ご迷惑をおかけしておりますことを、この場をお借りしてお詫び申し上げます。同時に聖公会という教団の特徴が、

個々の教会単位で存在しているのではなく、教区主教様のもと教区を基本単位として各個教会が存在しているというこ

とをご理解いただければ幸いに存じます。

さて、今年は教会創立50周年の記念すべき年を迎えます。その記念事業である外溝工事及び十字架並びにステンド

グラスの設置は今年の3月までには完成する運びとなっております。今まで多くの方々にご奉仕とご協力をいただき感

謝いたします。また記念誌発行に向けての準備も着々と進む中、ご投稿いただいた方々に感謝いたしますとともに、ま

だまだ多くの方々の自由原稿へのご投稿をお願いする次第です。また、記念誌への掲載を予定しております復活日の

記念撮影にはどうぞたくさんの方々がご参列くださいますようにお願いいたします。そして創立記念礼拝及び祝会は12

月1日(土)となりますので、どうぞ今からご予定にお加えください。夏前には皆さまに出欠のご案内を差し上げる予定に

しております。また、昨年のクリスマスより記念事業募金の趣意書をお配りし、ご協力を賜っております。通常の献金の

みならず、建築金返済のための献金に加えての募金となることを心苦しく思いながらも、どうぞこの節目の年に迎える

事業へのご理解とご協力を重ねてお願い申し上げます。

私たちが今年教会創立50周年を迎え、この記念の年を祝うことができますことは、その間絶えることなく信仰の諸先輩

たちが定期的に礼拝を、特に主日ごとに聖餐式を守り続け、み言葉を聴き聖餐をいただくために集まる方々がいらし

てくださったから、そして集まることが出来ない方に対して牧師が聖餐を運んでくださったからと言い得るのみです。そ

のような意味で教会とは決して建物や構築物ではなく信仰者の集まりであることを改めて心に留めたいと思います。私

たちが今50周年の事業として計画実施していることは、すべて信仰者が、また信仰者として導かれる人びとが集まるこ

とに資するためのものです。今回議されます活動計画案に載せられています教会のすべての活動や総会後の信徒の

集いにて決められます奉仕の役割分担も、すべて主日の聖餐式に人びとが集まることができるよう、それを目的として

行われるものであることを覚えたいと思います。またその集まりを担っているのは教会の信徒一人一人であるというこ

とも覚えていただきたいと思います。50年を過ぎ今後も聖パトリック教会があり続けるか否かは、ひとえに教会信徒一

人一人がそのような自覚に立って集まろうとするかどうかにかかっているということです。

本日配布いたしました別冊資料の2頁には教務報告の追加資料が、また3頁には年度別主日礼拝出席者数統計が載

せられています。そこには昨年一年間に、あるいは過去7年間に主日聖餐式に集まった人びとの状況が数値によって

表されています。この資料は毎主日受付にてご記帳いただいています礼拝出席者名簿をもとにして作られる、この教

会の現状を何の下駄を履かすこともなく客観的に表わした一つの貴重な資料です。この資料には様々な分類をもとに

数が書かれていますが、唯一見るべき数値は主日礼拝平均出席者数です。そして昨年は一昨年に比べその数が増え

たことが分かります。つまり、信徒・未信徒に限らず、また堅信を受けたか否かに関係なく、また大人か子供かにもよら

ず、一昨年よりも一人でも多くの人たちがともに集まり礼拝できたということを表しています。これは教会にとって何より

の喜びであり感謝すべきことです。

最後に、昨年逝去されました信徒の皆さま、その他ご関係の逝去者の方々が神様のみ許にあって安らかに憩われ、ま

たご家族への慰めが与えられますように心からお祈り申し上げます。

トップへ
トップへ
戻る
戻る