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| 少し基本的なことをお話ししたいと思って準備して参りましたが、ここにおいでの皆さんにはすでにご存じのこともあって重複してしまうので、できるだけその先に進みます。 もう一つそのことについて、ということで何かありましたら、遠慮なくストップかけて質問をしてくださればありがたいと思います。 今日は何点か資料を用意して背負ってきました。 一つは『片隅が天である』(新教出版社)という私なりの解放の神学ですが、今横浜で私がカラバオの会の活動を始めましてから、実際に、こういう活動をしながらこういう風に聖書を読んでいるという事をまとめたものです。 これを読んでいただくと、私がどういう考え方をしているかという事がある程度おわかりいただけるかと思います。 もう一つは「MIネット」という機関誌ですが、ここにおいでの佐々木さん(カパティランプロジェクトメンバー)なんかにも助けていただきまして「移住労働者と連帯する全国ネット」というのを作っています。 今私はその事務局長を務めているのですが、全国で 八〇余の団体が加盟しておりまして、このあいだ八月に終わりました国会では、入管法(出入国管理法及び難民認定法)の改定に反対して、相当激しいロビーイングをやりました、初めて今回大きな成果がありまして、ほんのもうちょっとで法案をつぶせるというところまで追いつめたのです。 これはすごかったと思います。 私ども、ほんとに力のない団体ですけれども、政治の激動の中で、泡沫法案だったものを与野党対決法案にまで押し上げていって問題点を明らかにしてきたというのはすごかったです。 私個人としましても、初めて衆議院の法務委員会に参考人として呼ばれまして、その呼ばれ方が、つまり推薦して下さったのが公明党と共産党なんですよ。 公明党と共産党の推薦で牧師が国会に呼ばれるというのもあり得ない組み合わせですね。 でもやっぱり歴史というのはそういうものなのかなと思いました。 初めて外国人移住労働者の問題が国会の中で、NGOの代表によって訴えがなされた。 私だけではなくもう一人は、森木さんという女性、この方は外国人と日本人が結婚した場合に、在留資格のない外国人が正規の在留資格を得ることが出来なかった時代が長くありまして、この方が戦って戦って、自分の夫の「在留特別許可」を取った。 法務大臣に特別許可を認めさせるということの第一号をやった人なんです。 そういう方と二人で行きまして、こちら側の主張を展開することができたわけです。 その時の参考人意見として述べたことが、今日持参した「MIネット」二〇号に載っています。 (三〇〇円) |
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