スピリチュアリティー(霊性)に付いて、幾つかの事柄を、私自身の修道院での体験、経験などを基に書き記させていただきました。
手短に「結論はこうだ!」ということは書けませんし、また書くべきものでもありません。また、霊性に付いていろいろと多岐に渡って知っているということと、実際に霊性を高めていく、育んでいくということとは、当然違います。
また、心の領域の問題、或いは、学問的な領域や文化にも及んでくる問題もありましょうし、毎日の日常の中での積み重ねの問題、そして、この私(たち)には、どのような形でのイエス様への従い方があるのかという、道を極めていく心意気と言えるような問題、また、それをどのように深めていくかという選択の問題等々、いろいろな角度からのアプローチや、実際にしていかなければならない課題があります。
また、先程の繰り返しになりますが、唯々心静かにお祈りをし、聖書を読み、黙想する、それらは大切な信仰の業であることは、正にその通りですが、そのことを指して言うのではなくて、寧ろ、それらがスピリチュアリティー(霊性)の土台となって、イエス様に従っていくためのある方向や実際的な動きへと繋がっていく、その全体を指してスピリチュアリティー(霊性)と捉えてよろしいのではないかと思います。
多くの方々にとっては「今更…」と思われるかも知れませんが、私にとりましては、「やっと」という表現の方が近いように感じますが、取り分け、修道生活をさせて戴くことを通して、少しずつ、しかし、確実に手にでき始めてきたように思います。しかし、更に大切な問題は、ここに学ばせていただいたこと、気付かせていただいたこと、教えていただいたこと等を、これからの生活の中、また日本での様々な生活や、働きの中で、如何に整えられているかという次なる課題が与えられています。