各プロジェクトリーダー担当者を交えての活動報告

96年に教区会で決定した「東京教区宣教方針」を踏まえ、そこに立ち活動するように努めてきた。三つの課題を掲げ、第一に、当委員会のもとに二つのワーキンググループを設置し、教育に関わる活動と、東京教区ホームページ開設を推し進めてきた、現在も継続中である。第二に、機構改革後の問題点として、プロジェクトの在り方、教育・渉外部門の位置づけ、コミュニケーションの改善に努力してきたが、(活動期間と活動予算のズレ・教区会開催時期との整合性等)共通理解はなお不十分につき、今後さらなる検討を願いたい。第三に、「教区の司牧体制の在り方」について、意見交換会を開催し、多数の参加者が関心を寄せており、いろいろな形において、深める必要がある。

新たな宣教の課題として、高齢者の問題がクローズアップされており、第82(定期)教区会に「高齢者問題検討委員会」設置の議案を当委員会より提出し、承認された。

▽ 3月終了のプロジェクト

  1. 児童教育カリキュラムP
    大畑司祭=資料が膨大であり、翻訳スタッフの不足などにより目標は達成出来なかった。ホームページや、CD‐ROMなどの新しいメディアを活用し、今後の資料提示として、役立てたい。
  2. スチュワードシップP
    五十嵐司祭=スチュワードシップの意味の具体化に努めてきた。今後は、各教会に、 スチュワードシップ担当者を継続して置き、信徒一人一人が、実践的に生きられるよう促していきたい。その意味では、新しい宣教委員会に期待している。
  3. 「ソウル・東京21世紀宣教大会」P
    長谷川司祭=無事終了した旨の報告。ソウル教区との未来に向けてのパートナーシップ・宣教的な責任の確認を果たし、今までより一歩進んだ両教区の足掛かりとなったが、歴史的背景をふりかえっても、宣教姿勢に隔たりがある点等、今後の参考にしていきたい。


▽ 今年の宣教委員長    加藤博道司祭


▽ プロジェクトチーム

今回、三つのプロジェクトチームの設置が承認されたが、いずれも98年3月に活動期限が終了し、今後3年の活動を継続するものである。

  1. メリーランド・プロジェクトチーム
    リーダー 五十嵐正司司祭
    1. 昨年、メリーランド教区のイーロフ主教らを招いての協議で、東京、メリーランド教区の間は相互に与え相互に受け、そして学びを深め合う関係へと進んできていることを確認した。この関係の上に立って今後3年間の協働関係の新たな展開を計る。
    2. 具体的には
      1. 女性聖職の働きと彼女たちを支える人々との出会いを経験する。女性の司祭按手の実現を促進する委員会との協働でプログラムを作成し、今秋実施の予定。
      2. 信徒と聖職との協働について学ぶ。
      3. メリーランドのアウトリーチ活動を成人信徒がみる。来年度予定。
      4. ティーンズの訪問。来年夏に予定。
      5. 相互の代祷。
      6. 教区時報の交換。
      7. 98年度予算 八七万円
  2. 「カパティラン」プロジェクトチーム
    リーダー 宮崎光司祭
    1. 昨年度まで、滞日・在日フィリピン人宣教・奉仕プロジェクトとして活動を続けてきたプロジェクトが、活動の性格をよりわかりやすくするために改名した。
    2. 目的は
      1. 日本に滞在・在住するフィリピン人(及びその家族)への宣教・牧会・奉仕を行っている「カパティラン」の運営及び活動支援。
      2. 「カパティラン」活動を通して、教区内の教役者・信徒が自分たちの課題を見つめ、受けとめ、主にある兄弟姉妹の困難、悲しみ、希望、喜びを、共に分かち合う関係へと促されていくことを目指す。
      3. 「カパティラン」運営及び活動支援。
      4. 98年度予算 四九七万(内、三五〇万円は募金)
      5. …昨年度より約五〇万円の予算増について質問がでたが、これは「カパティラン」が行っている電話相談のカウンセラーを増員して日本語、タガログ語両方の相談を毎日受けられるようにするためとの説明があった。
  3. 「障害者」プロジェクトチーム
    リーダー 日高実則聖職候補生
    1. 障害を担う人と「健常者」の出会いの場を設定する。
    2. 互いに社会、教会の中で自然に生きることのできる道を模索することを目的に、「お話を聴く会」や障害を担った方々を中心にしたキャンプの開催を計画。
    3. また、「障害者」に対して開かれた教会の在り方を促進するためのアドバイス、教区、教派を超えた「障害者」のためのネットワーク作りも進める。
    4. 98年度予算 四二万五千円