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― 発行によせて ―
奉仕職シリーズW『スチュワードシップについて』の発行を心から歓迎いたします。
同時に本書の作成に意欲的に取り組んでくださった教区のスチュワードシッププロジェクトチームのみなさんに感謝します。
数年前から東京教区ではプロジェクト制度を取り入れてさまざまな奉仕活動を展開してきました。
プロジェクトの活動は一定の期間を定めてその期間内で課題の達成を目指していますが、プロジェクトの内容によっては期間が終了しただけですべてが完結するのではなく、さらに各教会でその活動をそれぞれの状況に応じて引き継いでさらに展開していくようなものもあります。
スチュワードシップという奉仕の働きは各個教会においてその精神と実践が展開することが最終課題です。
スチュワードシップ プロジェクト チームの皆さんも、チームの働きの過程で自分たちの任期が終わっても、各個教会で取り組むことをビジョンに抱きながら、本書を作成したものと思います。
その意味でチーム自体が”スチュワード”として作業されたのです。
パウロは「神からいただいた恵みをむだにしてはいけません」とコリントの信徒に宛てた手紙で勧告しています(コリント二、六章一節)。
本書の主題は「神の恵に対する応答」です。
私たちに豊かに与えられている神の恵みをむだにすることなく、神の恵みに感謝しつつ教会の奉仕の働きをますます豊かなものとしていくために、本書を教会の交わりの中で読み、スチュワードシップについての学習を進められるようにお勧めいたします。
日本聖公会東京教区
主教 ヨハネ 竹田 眞
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