滝乃川学園は知的障害者のための日本で最初の福祉施設です。昭和初期に建てられた学園本館は、建物文化財としても大きな価値があり、福祉文化の歴史的記念館として修復・保存したいと願っています。

この度、私たちの願いに理解と共感を示された一流音楽家のご協力により、本館修復事業のためのチャリティーコンサートを計画することができました。なにとぞ、この事業の趣旨にご理解をくださいまして、コンサートの名曲演奏をご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。

本館には幾多の文化財が収蔵されてきました。「天使のピアノ」もその一つで歴史的文化財であると鑑定され、生島繁氏をはじめ音楽家の仲間や日本ピアノ調律師協会の協力で修復され、美しい音色がよみがえりました。この時にいただいた温かい協力の輪が、さらに本館修復事業へと広がっていくことを祈り、今回の催しを「天使のピアノと仲間たち」としました。

滝乃川学園と「天使のピアノ」
修復またれる滝乃川学園本館

滝乃川学園は日本で最初にちえおくれをもつ人の教育を創めたところです。本館は学園の教育活動の中心でした。今、長い年月を経て腐朽にさらされています。社会福祉の分野から初めての建造物文化財として申請中です。

復元成った「天使のピアノ」

滝乃川学園創立者記念館に、何十年も眠っていた日本最古のアップライトピアノで、その製造は明治の鹿鳴館時代(1885年)。愛用したのは創立者夫人(石井筆子)でした。1998年、市民の熱情と連帯で復元がかないました。