礼拝諸式
聖餐式
2065  み子イェスの去られたあと
As the disciples, when thy Son had left them
Percy Dearmer (1867-1936)
DIVA SERVATRIX
Bayeux Antiphoner, 1739
(訳詩 渋澤博子、訳詩協力 仲渡道夫)
 主が地上を離れ去った後も、弟子たちはともに集い、主の晩餐を祝い続けたように、今のわたしたちはそれを受け継ぐことを再確認する詩です。
 使徒教父文書『ディダケー』に見られる、「このパンが山々の上にまき散らされていたのが、集められて一つになるように」[ディダケー9:4]の言葉が、 3節に反映されています。聖餐によって実現する初代教会から脈打つ祈りと喜びです。
 作詩のパーシー・ディアマーは、20世紀英国の賛美歌界で最も影響力をもった指導者の一人です。R・ヴォーン ウイリアムス(2050を参照)と共に『EH』の編集に携わり、更に『SofP』、“The Oxford Book of Carols, 1928”などの編集、解説書の執筆、出版に尽力しました。
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