礼拝諸式
葬送の式
2072  命の泉イェスこそは
Yesu bi Mariamu (Jesus, Son of Mary)
Edmund Stuart Palmer (1856-1931)
ADORO DEVOTE
French church melody, Mode 5,
Processionale, 1697
(訳詩協力 牛島達夫、編曲 鈴木隆太)
 葬送式では、「生きている者と死者との間の信仰的交わり」を大切にします。この詩は、主イエスとの一致による永遠の命、栄光の復活への始まり、罪の赦しと清め、そして永遠の平安を歌います。
 「深きみ恵みの 癒しぬし」(3節)という言葉が示すように、死の与える悲しみが永遠の命への希望に、参与の喜びに変えられていくことを願い、祈りを込めながら歌いたい聖歌です。
 作詩のエドモンド・パルマーは、英国で司祭に按手され、タンザニア聖公会ザンジバル教区に渡り、大学での宣教スタッフ、また神学校の副校長、ザンジバルのキャノン、主教チャプレンなどを歴任しました。 原詩はスワヒリ語で書かれ、曲 ADORO DEVOTE は、『古今』233番(第二譜)にも収められています。フランス教会旋律として、1697年にパリで発表された“Processionale”に現れたものです。
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