一般
賛美と感謝
2078  さんびする喜びと
Give me joy in my heart
English traditional
SING HOSANNA
English traditional
(訳詩 青木瑞恵)
 「ホサナ。主の名によって来られる方に、祝福があるように。我らの父ダビデの来るべき国に、祝福があるように。いと高きところにホサナ」[マルコ11:9-10]との、主イエスを迎える民衆の賛美をモチーフにした、わたしたちの感謝と賛美の歌です。軽やかで、わくわくするような明るいリズムは大変新鮮で、誰にでも歌いやすく、礼拝の最後に高らかに歌われる賛歌としても適しています。
 1970〜80年代に、英国で盛んに歌われ始めたこの聖歌は、特に福音派系の歌集などに好んで収録され、“Give me oil in my lamp”という若干異なった詩で歌われています。また、『HA&M』の中のMore Hymns for Today に加えられて、より広く愛唱されるようにもなりました。一般的な賛美・感謝の聖歌の他に、結婚式の聖歌としても歌われることがあるようです。
 訳詩に際しては、特におりかえし部分において、軽快な響きを失わないように考慮しました。Sing hosannaと歌う原詩では、その一文が1小節に納まるのですが、日本語では「うたえホサナと」と7音節になっています。それゆえに、フレーズの切れ目(息継ぎできるところ)が変わりましたが、日本語の詩としてのリズムを出すことには成功しています。
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