聖餐式聖書日課関係
使徒書
初め(アルファ)と終わり(オメガ)
2102  われらのたたえる神
How good is the God we adore
Joseph Hart (1712-1768)
CELESTE
Lancashire Sunday School Songs, 1857
(訳詩 関 澄子、訳詩協力 赤井勝哉)
 今から約300年前に、ジョセフ・ハートによって作られたこの詩は、1857年、英国ランカシャーの日曜学校聖歌として採用されました。
 イエスの再臨 [ヨハネ14:3、黙示録22:13]を軸に、「わたしたちが崇める神は、変わらざる友であり、愛の力に満ち、思いを超え終わることを知らない。その霊によってわたしたちを安全に故郷へと導いてくださるのは、最初にして最後である方、アルファでありオメガである方、すなわち主イエスである。過去のあらゆる出来事に関してわたしたちは彼を賛美し、これから起こる全ての出来事に関して、彼を信頼する」という、神の無限さ、また永遠性への、驚きと賛美の気持ちを、二つの節から成る詩の中にまとめています。
 原譜では、イ長調(シャープ3つ)で書かれていましたが、日本人の平均的な声の高さ、出しやすさを考慮して、ヘ長調(フラット1つ)に置き換えられ、日本語をに合わせて音符も多少加えてあります。
 元気よく、はぎれよく、遅くならないで歌いましょう。曲のサイズからしても昇階唱(使徒書と福音書の間)に使う聖歌として適しています。
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