2021年5月20日
会長を終えて
ペテロ 鈴木憲二
(尼崎聖ステパノ教会)
2013年に会長に就任し8年を経ました。これまでの活動を支えてくださった教区主教様はじめチャプレン、役員、代議員、会員のみなさまに感謝を申し上げます。
振り返りますと一日修養会の中では「教区成立90周年から今後に向けて、大阪教区のビジョン、あなたも私も知っておきたい認知症って、わたしたちは信仰をどう伝えるか、新教会設立に向かっての共同体の働き」などをテーマに行いました。殊に2019年に東京教区よりお招きした卓 志雄司祭の講演は弱体化する現状を前向きに展開していくインマヌエル新生教会の建設という大きな望みを私たちに示されました。
2014年には結成50周年記念礼拝を六甲保養荘で一泊の予定をしていたものの台風の影響で中止となってしまったのは大変残念だったことです。この日に向けて半年間の準備を重ねてきただけに悔しい思いをしました。この年に、今は亡き多くの先人の方々の歴史をふりかえりつつ結成50周年の記念誌を作成できたことは嬉しかったことです。この間顧問は大西 修主教から磯 晴久主教に、チャプレンは岩城 聰司祭から原田光雄司祭に代わりました。
婦人会の方々のようにウイークデイの活動は出来ませんが、キッズフェスティバルでカレーライスを担当したことも楽しい思い出です。男の手料理に大阪教区の男性人にいい腕を持っている方も沢山おられることを発見したのはこの時でした。
先年ご逝去された大阪聖三一教会の高田須磨雄さんからは、「いつまでも会長やってたらあかん。次の代にゆずらないと」いわれておりました。このたび大阪聖三一教会の寒河江研司さんにバトンタッチができる機会が与えられました。寒河江研司さんはきっちりと物事を進めていかれるリーダーシップを持たれている方です。これからもみなさんを引っ張っていかれることと確信しています。コロナ禍にあって充分な活動が出来ませんが、できる方法をもって展開していただきたく思います。
新会長の上に神様の豊かなお恵みがありますように。
大阪教区
連合男子会