東京諸聖徒教会は建物の課題を大きな理由の一つとして、戦前から続いてきた幼稚園を閉園しました。以降、ただ旧園舎を建て替えるのではなく、あらためて文京区千石の地に神から派遣されている教会の使命に立ち返るべく、祈り求めて参りました。そして、地域との交わりを繰り返す中で、進むべき道が照らされました。

文京区は子育て世帯の転入が増え続けています。しかし同時に、子どもの居場所、ことに障がいや様々な課題を抱えた子どもや保護者が交わる場が不足しています。検討の末、学童保育と放課後等デイサービス（障がいのある児童の放課後の居場所）の働きこそが、戦前から子どもへの働きを担ってきた当教会にふさわしいと確信するに至りました。すべての命を祝福なさった神からの使命を担う覚悟を新たに、地域の「命」のため、教会は本計画を進めてまいります。

広く皆さまにご理解いただき、祈りと共にご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。