聖マルコ福音書第15章1節〜39節
(じゅうじか上のイエスさま)
いま、きょうかいは「たいさい」というときで、らいしゅうはイースターですから、きょうは、たいさいのさいごのしゅじつになります。
たいさいは、イエスさまのうけられたくなんをおぼえるときです。きょうよんだマルコのふくいんしょは、じゅうじかにつけられたイエスさまが、いきをひきとられるまでの、おくるしみのようすを、なまなましくしるしています。
イエスさまは、「わがかみ、わがかみ、なぜわたしをおみすてになったのですか」とさけばれたあと、いきをひきとられたと、ふくいんしょはしるしています。
イエスさまは、このあと、ふっかつされ、てんにのぼられました。そのふっかつをおいわいするのがイースターです。それまでは、わたしたちも、イエスさまのじゅうじかのうえでのくるしみをおもい、じぶんをふりかえり、こころをただして、イースターにそなえたいとおもいます。
わたしたちは、このにちようがっこうのれいはいで、いつも「せかいじゅうをへいわにしてください」とおいのりしていますが、いまイラクではまだせんそうがやまず、たくさんのこどもをふくむひとびとが、しんだりきずついたりしています。
きょうのれいはいのなかで、「しゅのへいわ」ということばを、いのりとこころをこめて、となえたいとおもいます。
ヨハネ おざわ とみお