聖霊降臨後第25主日 日曜学校教話 2005.11.6

マタイによる福音書 25:1−13
 

 「そこで、天のくには つぎのようにたとえられる。十にんのおとめがそれぞれともしびをもって、花婿(はなむこ)をむかえにでていく。そのうちの五にんは おろかで、五にんは かしこかった。おろかなおとめたちは、ともしびはもっていたが、あぶらの よういをしていなかった。かしこいおとめたちは、それぞれのともしびといっしょに、つぼにあぶらをいれて もっていた。ところが、花婿のくるのがおくれたので、みな めむけがさして めむりこんでしまった。まよなかに『花婿だ。むかえにでなさい』と さけぶこえがした。そこで、おとめたちはみな おきて、それぞれのともしびをととのえた。おろかなおとめたちは、かしこいおとめたちにいった。『あぶらをわけてください。わたしたちのともしびは きえそうです。』かしこいおとめたちは こたえた。『わけてあげるほどはありません。それより、みせにいって、じぶんのぶんを かってきなさい。』おろかなおとめたちがかいにいっているあいだに、花婿が到着(とうちゃく)して、よういのできている五にんは、花婿といっしょに婚宴(こんえん)のせきにはいり、戸(と)がしめられた。そのあとで、ほかのおとめたちもきて、『ごしゅじんさま、ごしゅじんさま、あけてください』といった。しかし しゅじんは、『はっきりいっておく。わたしは おまえたちをしらない』とこたえた。だから、めをさましていなさい。あなたがたは、そのひ、そのときをしらないのだから。」

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