聖霊降臨後第14主日 日曜学校教話 2006.9.10

マルコによる福音書 7:31〜37
 

中村 淳

 アンニョンハセヨ。 ヨロブン コンガンハセヨ?

 先生は韓国語で挨拶しました。みなさんはわかりましたか?意味は「アンニョンハセヨ」が「おはようございます」、「ヨロブン」は「みなさん」、「コンガンハセヨ?」は「元気ですか?」です。
 先生はこの夏休みに一人でお隣の国、韓国の教会へ勉強に行きました。韓国の教会でもみんなと同じように日曜学校があって、たくさんの子供たちが神様のことをもっとよく知るために教会に通っています。
 韓国ではみんな韓国語で話します。日本語をわかる人はあまりいません。ですから、韓国へ行く前はとても緊張していました。言葉が通じなかったらどうしようと思っていました。ですから、韓国に行く前に韓国語を少しだけ勉強していきました。でもそれほどキチンとはできる様になりませんでした。韓国語を聞くことは少しわkりますが、話すことはあまりできません。
 韓国で田舎の方に見学に言ったときのことです。そこは最近観光地になり始めたところで、日本人だけでなく韓国人もあまり行かない山の中でした。そこで何人かの子供たちと出会いました。たぶん日本人を見たのは初めてだったのでしょう。小学低学年くらいの子供でしたし、あまり人が行かないところだからです。なぜ先生が日本人かとわかったかというとヒゲがあったからです。韓国ではヒゲを生やすのがあまりはやっていないらしく、ヒゲがある人はほとんどいません。ですから、ヒゲがあると韓国人ではない、と思い、でも他のところは韓国人と変わらない、だから日本人だと思ったみたいです。
 その子が「イルボン サラン?」と聞いてきました。「日本人?」と言う意味です。そうだと答えると「イルボノ マル ハセヨ」と言います。「日本語話して」と言う意味です。ですから「こんにちは」を教えてあげました。そうしたら次は「ヨゴ」と言います。これは「英語」と言う意味です。ですから「ハロー グッドアフタヌーン」を教えてあげました。次は「チュンゴク」と言います。これは「中国語」と言う意味です。「ニーハオ」を教えてあげました。小さい子供は外国人というのは外国語全部を知っている人だと思うのでしょうか?けれどもこうして短い時間でしたけれども楽しい出会いの時を持つことができました。

 ところで、今日の聖書のお話です。今日の聖書のお話は、デカポリス地方のガリラヤ湖で耳が聞こえなくて話ことがあまりうまくできない人が登場しました。その人をイエス様が聞こえるように、うまくしゃべれるようになさった、と言うお話でした。
 耳が聞こえない、うまくしゃべれないと、どういうことが起きるでしょうか?周りの人に自分の思っていることが伝えられなかったり、周りの人が何を思っているのかがわからない、と言うことが起きます。少し難しく言うと「コミュニケーション」が不自由になる、と言えます。でも気持ちを伝えあうためには他の方法もあると思いませんか?
 たとえば耳の聞こえない人との間では「手話」という言葉があります。この「手話」を耳が聞こえる人が練習すればお話をすることができます。外国の人とお話をするためにはその国の言葉を勉強する必要がありますね?そのことと同じです。

 先生は短い時間でしたが韓国語を勉強していったおかげで、韓国の田舎でかわいい子供とお友達になれました。勉強をすることができる人が勉強をすることによって「お話」はすることができるようになります。

 イエス様は耳の聞こえない人を聞こえるようになさいました。これは神様であるイエス様がなさったことなので、私たちには同じことはできません。でも、私たちがお話をしようと努力すること、勉強したり、練習することでお話ができるようになることはたくさんあります。私たちはそのようにすることがイエス様に従う、イエス様に倣う、ことだと思います。

以上

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