アコライト


 

 

 

 

アコライト(Acolyte)とは狭い意味での礼拝奉仕者(※)のことで、日本語では「侍者」(正教会では「堂役」)と表記されることが多いようです。

アコライトの務めは聖餐式(ミサ)の時、聖卓の近くで司祭の補助をすることで、紀元2〜3世紀頃には下級聖職位と認められていた時代もあったということで、現在では一般の信徒の奉仕職となっていますが、引き続き教会内、主に礼拝内において、非常に重要な役割を担っています。

 

※ここで「狭い意味での」と言ったのは、礼拝奉仕には祭壇奉仕者(オールター)、聖歌隊、オーガニストなどを含む場合があるからです。

 

 

アコライトの役割を聖餐式の順序に従って紹介します

 

 

 

 

入 堂

十字架を捧持する人を“クロスベアラー”蝋燭を捧持する人を“トーチベアラー”と呼びます。

 

 

 

使徒書の朗読

(使徒書の朗読はアコライトの役割として定められてはいませんが、三光教会では伝統的にアコライトが朗読しています)

 

 

 

福音書朗読時のバイブルプロセッション

 

 

 

奉献時の奉仕

聖別するパンとぶどう酒の準備を行う司祭を補助します。

 

 

 

陪餐終了後の奉仕

 

 

 

退 堂

先頭で香炉を振る人を“サリファー”、その後に続き香を捧持する人を“ボートボーイ”と呼びます。

 

 

 

 

メンバー

アコライトには、どなたでもなれます。

敢えて言うならば、司祭とともに神様に対して、尊い務めを果たす心構えを持っていることが必要でしょうか。

 

 

 

 

 

 


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