なごや自由学校開校記念 特別企画
エビとなごや人


エビとなごや人資料集


会 場:第1回、第2回 NPOプラザなごや4F 第3回 NIED国際理解教育センター

 エビが大好きな日本人は、世界中のエビを大量 に輸入して食べています。私たちが食べるエビがどこからどうやって来ているのか、そして、それによって世界で何が起きているのか、学びます。世界から私たち名古屋の生活を読み解きます!


第1回 12月1日(金)19:00〜21:00

徹底解剖! 世界の貿易の構造を知る
         
〜私たちの食べ物はどうやって来ているの?

神田浩史(APECモニターNGOネットワーク

 スーパーに行くと外国から来た安いエビがたくさん並んでいます。遠い国から冷凍で運んで来ているのに、どうしてこんなに安いのでしょう?
 今、WTO(世界貿易機関)を中心にして世界的な規模で貿易の自由化が進み、ヒト・モノ・カネが大移動しています。そこでは、安い資源を安い労働力でしかも効率よく生産し、安く提供するようなシステムが拡大しています。これらの恩恵を受ける人たちは誰でしょう。そして損する人たちは…。身近な食べ物から貿易の仕組みやその問題点について一緒に考えてみましょう。


第2回 12月17日(日)14:00〜17:00

エビの向こうにアジアが見える
          
私たちの食卓とアジアとの関係を学ぶ

村井吉敬(上智大学教員、『エビと日本人』(岩波新書)著者)

 エビふりゃあ(フライ)、天むすなど、エビを使った料理は名古屋でも根強い人気。そんな私たちのエビ消費が実はアジアに多大な影響を及ぼしています。私たちが食べるエビはどんなところから来ているのでしょう?そしてそれによって何が起きているのでしょうか?アジアと私たちの食卓との関係を描いた名著『エビと日本人』の著者・村井吉敬さんと共に、エビを通 して私たち名古屋の生活をとらえかしえてみましょう。ビデオ『エビの向うにアジアが見える』も上映します。


第3回 1月13日(土)10:00〜14:00

参加の形が未来の形
        
世界に気づき、世界を築く

山中令子(NIED国際理解教育センター事務局長)

21世紀。あなたは、名古屋は、この国は、私たちの地球は、どこへ向かうのでしょう?エビという食べ物一つとっても、世界と私たちの生活とは密接につながっています。私たちがこの名古屋で、世界とどんな関係をつくりだしていきたいのか、いくつかの参加型ワークショップを通 じてまずは一緒に考えてみましょう!参加型ワークショップとは、ひとりひとりの「参加」によってお互いから学び合う場です。総合学習のカリキュラム作りでお悩みの教員の方々にもおすすめです。


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