2月号その2


会計
デボラ 辻 法子

 新しい礼拝堂が与えられましたこと、ほんとうに感謝です。みんなの力で、みんなと一緒にこんなに素晴らしいことができたんやと本当に感激でした。その感激をしばしゆっくり味わいたいと思っているのですが…。でも、そんなにゆっくりしていたらあかん!と。礼拝堂建築のこともすっかり終わるまでは気が抜けません。新しい礼拝堂を守っていくことも、また建物を守るだけでなく、神様の宣教の器としていかに用いるか、いっぱい課題はあります。
 婦人の力が凄いといわれる教会ですが、でもまだまだ感じとしては男性優位の社会です(それが証拠に委員の数を見てください!)。これもなんとかならないかと。みんながもっと意識的にならないとと思ってもいます。公私共々これもあれもと思うからか、それゆえに寄る年波に体力の衰えを感じ始めてもおります。さまざまがんばりすぎて、ダウンしては元も子もないと。ゆえに今年は少しトーンダウン、いやペースダウンしてやっていこうと思っています。
 いずれにしても神様の御心のままと…。どうぞよろしくお願いいたします。

礼拝(宣教)
モーセ 続木 創

 先日1月16日の教会委員会にて、新実さんより20年間やってきた聖歌隊長ならびに礼拝音楽全般のディレクションを後進に譲りたいとのお申し出がありました。新しい礼拝堂になってそれにふさわしい礼拝音楽のあり方をこれから模索していこうという大変な時期に、突然「後進に・・」と言われても、新実さんに代わるような人材がすぐにいるわけでもなし、さあどないしょかと考えているところです。ここはやはり教会の中にある豊富な音楽の才能と経験を結集してやっていくしかないと、近々「礼拝音楽委員会」的なものの発足を提案させて頂くつもりでおります。いずれにせよ、新実さん長い間本当にありがとうございました。

会計
パウロ 中野 豊

 今年も会計を担当させていただきます。三年目になりますので、何とかいい形で次の世代の方々にバトンタッチしていきたいと思っています。宜しくお願いいたします。

渉外(信伝協)
ピリポ 野嶋久暉

 信徒伝道協議会は、京都伝道区の各教会の担当者が毎月一回集まり、伝道活動、教会間の連絡調整を話し合っております。
 他教会の方たちは、礼拝堂が新しくなったことについて「マリアは大教会で勢いがあっていいですね…」といわれます。なるほど私達のこれからの主日は、新しい礼拝堂で冷暖房が効き、牧師がいてオーガニストがいるなど行き届いた環境の元でお祈りができます。三月より信伝協主催の大斉集会が各教会でもたれます。他教会の現状を知る意味からも一度大斉集会に参加してみませんか?無牧の教会、修理の必要な教会、オーガニストのいない教会…があります。
 牧師の異動についてもいろいろとご希望はあるでしょうが、主教様に快くお任せしませんか?
 今年も一年よろしくお願いします。

書記
マルコ 野本 武

 礼拝堂建築の年であった昨年を振り返って、心に強く残っていることを、二点だけ申し上げます。一つは、建築工事が無事終了して、竣工聖別式にいたる過程に、多少ともふれる機会を持たせていただきました。その、折々において、京都聖マリア教会の教勢の強さと奥行きの深さを、そして教会、幼稚園とボーイスカウトの連帯の力強さを身をもって感じ取ることができました。もう一点は、教会委員会あるいは建築実行委員会の協議において、そこで出された多種多様な意見に対して、委員の皆様方の真摯な対応、その寛容さと温かさに心から感服いたしました。
 二十一世紀を迎える重大な時期に、引き続いて教会委員に選ばれ、責任重いものを感じております。微力ですが、皆々様のご助力で、何とか責務を果たしていきたく思っております。今後とも、よろしくご指導、ご鞭撻の程をお願い申し上げます。

営繕・渉外
サムエル 服部卓爾

 建て替えか補強かが四十年来の課題でしたが、大震災を契機に礼拝堂の建て替えが決議されて五年、ついに夢が実現しました。
◇多くの方々の貴重な献金。合意形成の会議や構想、計画にかけた人々の熱意と時間を思うと感慨無量。神様の御加護を感謝するばかりです。
◇新礼拝堂の竣工は事業の終わりですが、教会本来の宣教伝道の働きの始まりです。
 そして、予想もしない教区内の人事異動。
『主与え、主取り賜う、主の御名は讃むべきかな』
◇今年の委員会での私の担当は渉外と営繕です。京都教区の常置委員会や特財委員会の仕事もいただき、一体どれ程のことが出来るのか。どうかご教示とご叱責を下さい。 『明日のことを思い煩うな…一日の苦労は一日にて足れり』

書記・広報
 クレネ人シモン 南 寛

 教会委員の一番の若手は伸ちゃん(三八歳)。もし、伸ちゃんが被選挙権を辞退していたら、なんと四五歳の私が一番の若手になってしまうところでした。別に委員の平均年齢が高いことをとやかくいうつもりはありません。委員会の議論の席上では、経験豊富な長老の方々の意見は、教会運営に不可欠なものだからです。
 ただ、実際の実務作業に従事できる手数がどうしても限られてしまうという問題があります。考えて見れば、教会委員でなくてもできる仕事は沢山あります。そこで、今年は二十代、三十代、四十代の皆さんとどうすれば共に仕事ができるか、を考える年にしたいと思います。ご協力をお願いします。

礼拝(宣教)
アウグスチヌス 宗像康雄

 新しい千年紀が始まるこの年に、私達が期待していた以上の立派な礼拝堂を神様に献げることができて心から感謝しております。
 共に主にある交わりを強めて、心を開いて語り合い、助け合って、喜びも悲しみも分かち合えるようになりたいと念じております。

広報・ 青年会・
ジュニアチャーチ連絡
   ペテロ 吉村 伸

 通算八回目の教会委員。十年前に初めて教会委員になって以来、常に最年少をつとめています。この聖マリア教会の教会委員会は十年間そのまま年をとってしまってきているような気がします。一般社会の中では、「中年」と呼ばれるこの年代にさしかかり、教会の未来について真剣に考えてしまう今日この頃です。
 しかしその一方で、青年会の若者達の活発な活動や、日曜学校の盛況さ、そして、行事のたびに驚かせられる信徒子弟を含めての子供の多さをみて、決してこの教会が老化していっているとは思えません。そして、この資質が生かされていないのは私達先輩教会員たちの責任じゃあないのかな?とも思わされます。
 二十一世紀のマリア教会をみんなで創っていきましょう。


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