9月号その2


24団ボーイ隊キャンプ

○8月12日(土)〜15日(火)、名田庄村〜田歌。
 本年のキャンプのテーマは「ハンターキャンピング」。昔ハンター達が獲物を追いかけ何日も軽装備で山の中を駆け巡ったことに学び、キャンピング技術を磨くことが狙いです。
 初日は、福井県名田庄村の家族旅行村にてキャンプ、翌朝から八ヶ峰をアタックして無事田歌のキャンプ場まで歩くことが出来ました。
 当日は台風による濃霧でハイキングはスリリングなものとなりましたが、かえってスカウト達も一段と成長する機会に恵まれました。皆様の祈りと団・ご父兄の協力に支えられ、無事実りの多いキャンプを行うことが出来ました。             (隊長・米山誠)

24団ベンチャー隊5NV参加

○7月29日(土)〜8月6日(日)大分県九重高原にて。
 伊丹空港から飛行機で一時間ほど、連盟の貸し切りバスで30分と少しでそこへは着いた。はるばる京都から九重高原まで。ジャンボリーなど全国的なスカウト大会に参加経験がなく、スカウト経験を始めたばかりの僕は、おそらくパンフレット、しおりに書いてある事だけからは計り知れないであろう5NVでの生活に期待と不安の入り交じった感じで5NV入口ゲートをくぐった。
 主会場。とにかくべらぼうに広かった。いろんな色のテント・タープが所狭しと並んでいるのが印象深かった。先着のアメリカのスカウトが雨対策をしていたり、他県のスカウトがドームテントを貼っていたり・・・僕はそのスケールの大きさに圧倒されてしまった。基本的に一つのグループに一県のスカウト(1バディー4人×5グループ)で集会・食事などを行い、プログラム参加などの活動は各バディー単位だった。乗馬、植生研究、フリークライミング、アーチェリーに参加でき、それだけで大きな収穫だった。またベンチャーナイトのライブもノリがよくて最高だった。
 4日目、移動日。前夜のベンチャーフェスティバルでのどしゃ降りライブでびしょ濡れになった影響が全くなかったのは幸いだった。連盟バスでいざ鹿屋へ。
 5日目、鹿屋基地。主会場と180度違う荘厳な雰囲気で厳しい規律。耳に入るのはスカウトリーダー代表と基地長の叱咤、同じバディーの三人の、僕のノロさの注意などだ。実質上「自衛隊見習」で精神面の鍛錬(もちろん体力面も)は正直言って一、二日は辛かった。測候法、救急法、軍機P・3C搭乗がメインで、いい経験になったと僕は思うが、基地での最大のおみやげは強い精神(体験よりも)だと痛感した。そしてまたこのような体験ができるように僕は強く望んでいる。    (参加スカウト・小林丈二)


婦人会・台所を改装

 以前より老朽化し、使い勝手も悪かった台所がこのたびきれいに改装されました。
 あった物をすべて捨てることなく位置変更したり、床を張り替え、天井を塗り替え、水道・ガスを整備しました。また、台所西側の通路の屋根も補修しました。婦人会のお世話により、毎週美味しくいただいている礼拝後のおうどんの売り上げの一部から50万円、ミニバザーの売り上げの一部から20万円、婦人会会計から30万円の合計100万円を指定献金として捧げられたもので、予算の若干の残りは祭壇上の椅子(司祭・サーバー用)を新調する予定です。
 同時に事務所床も張り替えましたがこちらは通常会計計上しました。


10/1 第3回SDGコンサート開催!

 10月1日(日)午後5時より第3回SDGコンサート・JSバッハ教会カンタータの夕べが開催されます。このコンサートは私達の礼拝堂建築事業の中にも繰り入れられているもので、是非とも成功させなければなりません。チラシができあがっていますので外部にも積極的な宣伝をお願いいたします。 
 本山さんは、今や日本を代表するバッハの研究家であり演奏家です、と書くと、「いやいや私はバッハだけではないですよ」、とご本人はおっしゃるかもしれませんが。それでも私たち音楽ファンにとって「本山さんといえばバッハ」ということになってしまうのは、本山さんの数々のすばらしいバッハ演奏の印象があまりに強いからかもしれません。
 本山さんは現在、大阪音楽大学助教授をはじめとして、神戸女学院大学、同志社大学神学部、京都市立芸術大学の各校での教育活動と同時に、大阪センチュリー合唱団、びわ湖ホール声楽アンサンブル、京都バッハ合唱団の、指揮者・主宰者として積極的な演奏活動を展開しておられ、まさにご自身の音楽人生の佳境におられます。
 そんな本山さんが、今回、本山さんの指導でバッハはじめ宗教音楽を研究している京都芸術大学大学院の学生達を連れて、その研鑽の成果を披露しに来てくださることになりました。聖書、教会音楽、そしてドイツ語に対する深い理解に裏付けられた、真摯で心のこもった演奏で、私たちの心に深く語りかけるバッハを聴かせてくださるに違いありません。そして、本山さんのバッハと聖マリア教会礼拝堂の豊かな響きの出会い、これは聴き逃せませんよ。

コンサート詳細ページへ


聖マリア幼稚園コーナー

先号より始まったアンケート特集。少人数のマリア幼稚園ならではの魅力、特長を信徒の皆さまにも認知していただくべく掲載しております。前述報告の通り、わがマリア教会は青少年の活動が活発であることは誰もが認めるところです。併設されるボーイスカウトの活動もさることながら、日曜学校は聖公会でも屈指の繁栄をしております。この一因はすべて信徒である幼稚園教師の貢献するところも多分にあります。共に助け合って、ここ数年園児数の減少に悩む聖マリア幼稚園の窮地を救い、9月1日より始まる本格的な募集開始にご協力ください。10月1日の願書受付に向かい、私達信徒が一丸となって幼稚園園児の獲得に協力しましょう。その中から将来のマリア教会を背負う信徒が与えられますよう・・・。
ポスター貼り出し、パンフレット、チラシ配布にご協力いただける方、菅原園長までお申し出ください。

(設問・見学時、現状等を含めて「こんな事が良いと思っている事」は?)

*少人数制でアットホーム、ひとりひとりに先生方の目がよくゆき届いている。キリスト教をベースとした「愛のある保育」がなされていると思います見学時には、とても暖かく迎え入れていただいて、親も子も、嬉しく思ったことを覚えています。

*時間割などを強制せず、ある程度の子供の自主性と、又、それに伴う約束事を守らせながら(放任ということでなく)遊びを学ばせる事が素晴らしいと思う。園でのおけいこは、小学校〜中学校で充分する機会があるのだから、今はたくさん遊ばせてあげたい。

*アンケートの質問事項ごとに考えを書かせていただきました。私は、今のマリア幼稚園が好きです。だから、子供を入園させました。園と家庭との連携が密であり、一人一人に細やかな気配りと優しさを持って接して下さる先生方がおられる今のマリアの現状こそ“聖マリア幼稚園”だと思います。小人数だからこその保育を望んで入園させた私どもは、できれば今のままであってほしいと思っております。

*「やさしい子、あいさつできる子、他人の事をとやかく言わない子、素直な子、お歌のうまい子、きちんと座ってお話が聞ける子になります。」(あたりまえのようですが他の幼稚園を経験したり、見学させてもらったりするとよくわかります。)

*親も子も楽しめるところが良いと思っています。昔なからの素朴な感動が味わえます。おこころの優しい子供が育ちます。

*子供にとって一番大好きな、そしてとっても大切な「遊び」 これを思いきり遊びきらせて下さる幼稚園です。子供が毎日いきいきしています。そして、それを見ている私達親も自然と生き生きできるのです。

*その子その子の個性を大切にしながら、その時期の成長を見守って、指導して頂ける。また、マリア幼稚園は完成された物を子供達に与えるのでなく(例:出来上がった遊具、遊び場)子供達で考えていく恩物などを与えていろいろな力を身につけていく保育をされている。最後に!! 先生方の子供達を愛する心がどこの園よりもスゴイと思います。

=聖マリア幼稚園HP=

http://fame.calen.ne.jp/~stmaria/


ニュースとお知らせ

=中根冬雄さん逝去=
8月28日(月)午前1時、ステパノ中根冬雄さんが逝去されました。熊谷聖パウロ教会において29日(火)通夜の祈り(藤井文宏執事司式)、30日(水)葬送式(広田勝一司祭司式)が行われました。教会を代表して通夜には谷嘉明氏、葬送式には宗像康雄氏が出席してくださいました。9月3日(日)14時から当教会にて「お別れ会」を葬送式に準じた形で行い、小谷春夫司祭様が説教をしてくださいます。

=森田みどりさんに女児誕生=
8月9日(水)朝、国立京都病院で出産されました。おめでとうございます。3242グラム、49.8センチでした。立石昭三・恭子夫妻の五人目のお孫さんです。「いずみ」ちゃんと命名されました。また産後感謝式(口語祈祷書では「誕生感謝の祈り」)を9月10日聖餐式の中で行います。

=退院=
樋本恵子さんは、8月11日(金)に桂病院を退院することができました。

=源豊宗さん塗油式=
8月11日(金)、源豊宗さん(104歳、大岡みゆきさん実父)の病者訪問・塗油式を行いました。食事を摂り難く、点滴が続いています。お祈りください。

=帰国=
長谷川卓・小百合夫妻・皓平君が6月末帰国されました。住所は教会へお問い合わせください。

=転居=
植田研一・八重子さんは転居なさいました。住所は教会へお問い合わせください。

=故マーガレット渡辺喜美代さん記念祈祷書=
遺族のお志により故人を記念して祈祷書を20冊、教会備付として寄贈を受けました。

=住宅祝福式=
9月10日午後、立石昭三・恭子夫妻の新居の住宅祝福式が行われます。

=老眼鏡の備え付け=
受付に備え付けるための老眼鏡セットを、末松さんが購入して献品してくださいました。度数は三段階ありますので随時ご利用ください。

=聖餐式文に共通訳「主の祈り」貼付=
主日礼拝で用いている別冊聖餐式文に聖公会・カトリック教会共通訳「主の祈り」を貼付しました。末松義密・玲子夫妻と服部伸子さんがご奉仕くださいました。

=第1回バザー委員会=
第1回バザー委員会(委員長・南寛兄)が9月2日(土)午後7時30分より2階会議室にて行われます。今回の基本方針、出店・コーナーの配置区分、今後のスケジュール等を調整いたします。また、寄贈品等ご協力をお願いいたします。

=洗礼盤移設と今後の注意=
チャンセルに仮設置されていた洗礼盤を、会衆席の後、聖堂入り口左側に移設しました。昔から使われてきたこの石造りの洗礼盤は、十字型の土台の上に長い円柱状の四本の足が立ち、その上に八角柱状の洗礼盤本体が載る形で、それぞれが低い円柱状の石を介して積み上げられています。各接合面は接着剤で固定されていますが、接着の強度は各々の石の重量に比べてきわめて弱いので、たとえば上部を持ち上げたとき、下部の重量を支えきれずに簡単に接着がはがれてしまいます。過日、コンサートのために移動させたときにもこれが起こり、足が外れてしまいました。本来ばらばらなたくさんの部材を積み上げただけの構造物であることをよく理解して、注意深く付き合ってくださるようお願いします。構造上、横方向からの大きな力には弱いこと、接着剤はその際の石のずれをある程度抑えるためのものであって、一体構造を実現するためのものではないことに特にご留意ください。体当たりするなどは論外として、子供を付近で遊ばせないなどの注意が必要です。防護柵等の安全対策を近々講じますが、周囲の大人の方はいつも配慮してあげてください。また、今回の移設工事を担当した石の専門家は、もし再び移動する必要が生じた場合には、素人が勝手に手を下さず、専門業者に依頼してほしいと言っておられます。なお、洗礼盤を完全に一体化させて固定するには床下のコンクリートから洗礼盤上部に達するアンカーを通す方法が考えられるが、そうすると横からの力により石が割れて崩れ落ちる可能性が生じ(その断片だけでも相当の重量となる)、かえって危険性が高まるかもしれないとのことです。元来この洗礼盤は自重によって安定させ、石のずれで衝撃を吸収する設計になっており、結局これまで通りに設置するのが最も自然であるとのことです。


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