京都聖マリア教会 月報「コイノニア」
1998年1月号


Merry Christmas

and A Happy New Year

1998年明けましておめでとうございます。
今年の一年も京都聖マリア教会では、新礼拝堂建築を中心にたくさんのいろいろな動きがあると思われます。
神様の御心があらわれますように。

 コイノニア1月号では、昨年暮れに行われたクリスマスの行事を、各セクション別に報告していただき原稿を集めました。
それぞれ工夫を凝らした楽しいクリスマスを迎えたようです。

総員礼拝・祝会

京都聖マリア教会のクリスマス総員礼拝は12月21日(日)に行われました。当日は聖歌隊の美しい歌声と共に、うれしい洗礼式があり、村田洋子さんが洗礼を受けられ、私たちの教会の輪の中に入られました。
 礼拝後の祝会は教会会館ホールでいつも好評の「持ち寄り」形式で行われました。続木泰子さんの「よおござんすか?」の名司会のもと、英語会衆のイノセント・ブジェカさんと宣教師クレア・デベナムさん指導のカメルーンの歌をみんなで歌ったり、ゲームをしたりと楽しい時を過ごしました。お約束通り、少し顔の大きい(?)サンタクロースさんも窓から登場し、子供からお年寄りまでプレゼントをいただきました。

キャンドルサーヴィス

 12月24日クリスマスイヴの午後7時30分より。浦地司祭司式のもと、「詠唱夕の礼拝」を、聖歌隊と共に一人ひとりロウソクを手に、聖歌を歌い、み言葉に耳を傾け、祈りを捧げました。
一般の方も数人見えたようです。

日曜学校のクリスマス

 今年の日曜学校のクリスマスは12月24日、クリスマスイヴの日。午後一時前になると、お馴染みの顔、久しぶりの顔、初めて見る顔が教会にやって来ました。幼稚園にもまだ行っていない小さな子どもから、小学6年生まで40数名が集まり、2時間という短い時間でしたが、楽しく過ごすことが出来ました。 子どもたちの顔が揃ったところで、先ずはクリスマス礼拝です。浦地司祭から「イエスさまのお母さん、マリアさま」のお話をみんなで一緒に聞きました。
 礼拝が終わると、お楽しみのお祝い会です。手作りのクッキーやゼリー、大きなシュークリームなどのお菓子をいただいた後、ゲームの時間。幼稚園の浅間麻衣、生谷朋子両先生の「○×ゲーム」など。学年差があっても、なんのその! みんなゲームに必死でした。子どもたちが最も楽しみにしているのはもちろん、サンタクロースのおじいさん。会館ホールの園庭側の窓から聖マリア教会日曜学校にも、忘れずに来てくれました。サンタクロースのおじいさんから一人ずつプレゼントをいただき、今年は特別(?)に日曜学校から十字架のプレゼントもありました。そして、普段の日曜学校の礼拝に来ている子どもたちには「精勤賞」のご褒美が渡され、最後に宮西良子先生のお祈りをもって会を閉じました。
 夏のキャンプと同じくらい、子どもたちはクリスマスも大好きです。日曜学校でしたクリスマス礼拝やお祝い会を、また、クリスマスを楽しみにしていた気持ちを大人になっても、覚えていて欲しいなあー・・・と思います。
 最後になりましたが、今回もたくさんの方々にお手伝いいただきました。感謝いたします。そして、来年もどうぞ、日曜学校のためにお祈り、ご協力お願いいたします。

ジュニアチャーチのクリスマス

 ジュニアチャーチのクリスマスパーティーは12月22日(月)に行いました。参加者はメンバースタッフ併せて28名。例年のように、予定時間を少々はみ出すまで自己紹介有り、質問コーナー有り、プレゼント交換有り、仁君フェイスペインティング有りと大騒ぎして楽しく過ごしました。例年と違ったことは、前日が総員礼拝とあって祝会の残りのごちそうを流用させていただいて、大変豪勢な食事となった事です。その上、スタッフや父兄たちの差し入れもたくさんあって、食べ盛りの年代の子たちもこの量にはさすがにお手上げ、それぞれ家に持ち帰るほどでした。「来年もこのパターン(総員礼拝の次の日にする)で行こう!」という話になりました。
 ジュニアチャーチは現在、信徒子弟を中心にたくさんメンバーはいるのですが、クリスマスやキャンプ、遠足などの行事以外にはなかなか集まりません。何とかこのパワーを主日礼拝にも活かしていきたいと思いつつ・・・・・・。

幼稚園のクリスマス

 幼稚園のクリスマスはアドヴェントカレンダーと自分で作成したクリスマス献金を入れる献金箱を持ち帰るところから始まります。各々の家庭でクリスマスを気持ちよく迎えるためにお約束をして考える時間を持ちます。
 幼稚園では、お誕生会を兼ねて親子クリスマスパーティー(親子は隔年です)をしました。素敵なサンタクロースの登場で、子供達はそれが「誰なのか?」を確信しようと思いながらも、半信半疑で覗き込み、顔を凝視して、待ちに待ったプレゼントを戴きました。そして、クライマックスのクリスマスページェントです。これはV部からなっています。T部はキャンドルライトのクリスマス礼拝。U部は子供達の演じる第7日課まで説明と歌で綴るまぶね礼拝。花組の男子は羊に、女子は小天使に、赤組は聖歌隊に、緑組はメインキャスト、そして母の会の方々には聖歌隊になっていただきます。V部はうれしいプレゼントという子供サンタクロースの登場です。
 昨年に引き続いて幼稚園ホールでクリスマスが行われました。昨年の経験からステージ作りもその後片づけもスムーズに行うことができました。また、今年度は新任の先生が二人とあって全体の流れを重視して、通しの練習を繰り返しました。少々心配はしていたものの新任の二人も目一杯頑張り、子供達もそれに答え、無事終えることができました。二時間もの間子供達はとてもよく頑張れ、流暢になりました。お友達の歌や説明まで覚えてしまうほどでした。
 クリスマス。イエス様のお誕生を、この聖マリア幼稚園の子供達はお母様方、先生たち全員と共に迎え、大きな喜びを共にするのです。命の大切さ、神様からいただいた大切なもの、その嬉しさはこの聖劇を行うことによって、十分子供達の心に浸透していることでしょう。
 緑組のキャストを見て、他のクラスの子供達は一年後、二年後にある自分の姿に置き換え、憧れを抱きながら今年もクリスマスが過ぎていきました。子供達の成長に感謝。
(幼稚園教諭・菅原さと子)

ボーイスカウトのクリスマス

 12月23日、聖マリア教会に於いて礼拝の後クリスマス祝会を行いました。各隊はこの日のために練習、打ち合わせをした出し物の発表を行いました。
 ビーバー隊はソングを2曲、元気いっぱいの声で歌いました。カブ隊は人形劇。それぞれの役割をこなしました。効果音を多く入れるなど工夫の多い劇でした。ボーイ隊は四つの同一食材の中の一つにカラシ入りなどハズレの混ざった食べ物をリーダーに選んで食べてもらい、スカウトに当ててもらうゲームをしました。ハズレの当たったリーダーは顔に出すまいと一生懸命、ハズレの余りを班長が口にし、崩れ込む一幕もありました。発足したばかりのベンチャー隊は、自己紹介を兼ねてこれからの抱負を述べました。他に全員参加のジャンケン大会で大変盛り上がりました。ビーバーからローバーまで一緒にゲームをすることは少ないのでいい機会でした。
会場設営やお菓子を用意していただいた団委員、保護者のみなさん、ありがとうございました。


大々成功
礼拝堂募金コンサート

 12月7日(日)午後5時から、聖アグネス教会をお借りして京都聖マリア教会礼拝堂建築募金コンサート〜その2〜「西谷玲子と仲間たち」が開催されました。
 当日は雨の予報も何とか降らずにもち、心配していた礼拝堂の寒さも感じないような暖かい一日でした。おかげで礼拝堂いっぱいの約270人の方が入場していただき、嬉しい悲鳴をあげました。
 西谷(末松)玲子さんのピアノ、俣野ゆみさんのヴィオラ、続木創さんのヴァイオリンの美しい音色に、満たされたひとときを過ごしました。ご協力いただいた日本ベーゼンドルファー社、聖アグネス教会にみなさま、そして参加してくださったすべての方にに感謝いたします。
 募金委員会ではこのような企画をこれからもどんどん積極的に進めて行くつもりです。今後ともみなさんのご協力よろしくお願いいたします。また、面白いアイデアがあれば是非委員までお申し出ください。


聖マリア幼稚園 母の会より

聖マリア教会のみなさま、明けましておめでとうございます。昨年はバザーなどでいろいろとお世話になりありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。婦人会の方々よりのクリスマスカードありがとうございました。(幼稚園母の会より)


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