10月号その2


幼稚園

 昨年はOー157の影響で、プールも宿泊保育もありませんでしたが、今年も、心配はしたものの、小学校でもプールの授業があるという事で、兎小屋の前にプールを設置しプール遊びを含めた宿泊保育を行いました。8月5日(火)、6日(水)を三クラス共通園保育にし、幼稚園で午前中を過ごしました。七日(木)朝八時半から赤組、緑組がひとまとめにした大きな荷物を持って登園し、夜は教会会館に宿泊、8日(金)お昼に降園しました。参加人数は二十四名でした。お天気とにらめっこしながら雨模様の一日目は、ホールでゲームをしたり、団扇を作ったりしました。残念ながら夜のキャンプファイヤーも、ホールにいっぱいの蝋燭を灯してのファイヤーになりましたが、愛先生・麻衣先生の経験ゆたかなファイヤー進行で、子供達も堪能しました。その後、肝試しと称して三人一組になって暗い中を、ホール・二階・渡り廊下・会館へと廻りました。賑やかな感想を思い思いに話す子供達の大きな安堵や泣きべそや大声などの混じりあった中、就寝のお祈りをして休みました。誰一人として夜中に失敗をしなかったのは嬉しい限りでした。
 又、25日(火)は御所の出水の広場へ、25日(水)は宝ヶ池子供の楽園に行きました。両日とも現園児の兄弟姉妹の参加も含め楽しい二日間を過ごしました。今年は、宝ヶ池では、小学生は別行動、五年生をリーダーに、四年生をサブリーダーにして、時計を渡し、集合時間を守らせる事、遊び場所を移る時には必ずサブリーダーが人数確認することの約束をしました。幼稚園の子供達と共にいながら横目で見ていると、どうでしょう。サスガ!と感心するくらい縦の関係を持って一年生までが頑張っているではありませんか。子供の少ない昨今、幼稚園での縦の教育はやはり必要だなあと思うと同時に、何とも嬉しい気持ちになりました。

幼稚園夏期保育。
パジャマ姿での室内キャンプファイヤーが可愛い。


ビーバー隊

 ビーバー隊は8月9日・10日、長谷川郁子先生のご好意で八王子保育園を借り、初めての夏の単独キャンプを行いました。団委員・奉仕者・保護者を交えて総勢80名の大キャンプです。9日は矢橋帰帆島でのアスレチック、八王子保育園でのスチレン飛行機飛ばしや焼き肉、翌10日はポイントハイクと盛り沢山のプログラムを楽しみました。暑さと寝不足のため、発熱・嘔吐症状を示したスカウトもいましたが、救急担当の米山ボーイ隊長夫人の適切な処置で大事には至りませんでした。ご奉仕くださいました団委員・保護者の皆さんに感謝いたします。

ビーバー隊夏期キャンプ。
竜宮城からの使者・カメが魔法で子供達を驚かす

お久しぶりです。
マーレー長谷川寛子さんと恵良チャン。


カブ隊

 夏のカブホリディのテーマは「カブ岩石日記」。スカウトは、8月1日から3日まで、広河原から芦生キャンプ場までの、無銭旅行に挑戦しました。初日は、広河原から佐々里峠を越えて約5キロの行程、小雨でしたが夏のことですので、暑くなく快適に歩けました。2日目は佐々里から田歌にむけて約6キロほど歩きましたが、晴天のため昼食時には、逆に暑さがこたえたようでした。途中に出現する変な村人や大猿にたすけられたり、悩まされたりのプログラムでしたが、マムシを発見したり、トカゲを捕まえたり、ゴリ釣りをしたりと自然を身近に感じることができました。芦生キャンプ場では待望の水遊びをしましたが、プールでは泳いげても川は初めての体験で、泳げない子供などリーダーも新発見の3日間でした。

カブ隊カブホリデイ。
広河原から芦生キャンプ場までのヒッチハイクの途中には、謎の大猿など、さまざまな難関が待ち受けていた。

変な村人の道案内で
佐々里峠を登る


ボーイ隊

 8月14日から17日まで芦生キャンプ場で、夏季訓練キャンプを行いました。テーマは結索と通信。初日は設営に続き夜間は肝試しを行いました。2日目は午前の工作と午後の水難訓練、あいにくの雨天と水温の低さのため、リーダーには川に浸かるのが精一杯の状況と思えましたが、スカウトは川の冷たさをものともせずに楽しんでいました。 3日目は、標高800メートルの八が峰にハイキングに行き、秋の気配が漂う山頂で日本海を望むことができました。その感動を歌に詠んだスカウトの作品を紹介します。 夏休み すがすがしいな八が峰
ブンブンブン ハチがとぶ
グーグーグー はらがへる
ザーザーザー 日本海
グーグーグー はらへった    バルトロマイ 南 耕祐

ボーイスカウトではスカウツ・ウォン(サービス)と呼ばれる礼拝をします。
リーダーの勧話を聴くスカウト達。


シニア隊

7月30日から8月1日に渡って、炊事章の取得を目的としてシニア隊キャンプを行いました。でも、活動としてはたいしたことをしていません。ただ、料理を作って食べて、遊んで、また料理を作り、食べて…。特にやったことというと、野草採りに出かけミョウガを取り、そうめんの薬味に使ったことぐらいです。まあ、数年ぶりのシニア隊キャンプといっても自慢できるような内容じゃありません。でも、そんなのんびりとしたキャンプも案外楽しかったです。
9月からシニア隊もベンチャー隊に移行しますので、気分を変えて活動していきたいと思います。 シニア隊三輪太一


スカウトデイ
缶トリー大作戦

 9月15日は「スカウトの日」、全国のスカウトが奉仕活動をする日です。これは、今から24年前の昭和50年、シニアスカウトフォーラム(高校生スカウトの全国会議)で「スカウト奉仕の日を定め、全国一斉に奉仕活動しよう」とアピールされたのに端を発します。平成2年の国際環境年に合わせて、大阪連盟で展開されていた「カントリー大作戦」が全国に拡大され今日に至っています。我が24団でも毎年清掃奉仕を続け、今年も55名参加者が百万遍知恩寺からマリア教会まで、川端コース、東大路コース、銀閣寺・天王町コースに分かれて、空き缶拾いを行いました。その結果、鉄缶440個、アルミ缶360個を回収しました。今年は空き缶が少なくなり、それは喜ばしいことですが、一般ごみが多く目に付きました。これからも地域の奉仕活動を続けて生きたいと思います。


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