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管区事務所だより
2005年7月25日 第198号
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□会議・プログラム等予定

(前回報告以降追加 および7月25日以降)


7月
13日 (水)  神学教理委員会
26日 (火)〜27日(水) 聖歌集改訂委員会(京都)
27日 (月) 人権担当者打合会(京都)


8月
10日 (水)〜13日(土) 聖歌集改訂委員会(京都)
17日 (水)〜19日(金) 日本聖公会人権セミナー(名古屋)


9月
5日 (月) 広報主査会
5日 (月)〜6日(火) 文書保管委員会
7日 (水) CCEA主教会開催実行委員会
12日 (月) 主事会議
12日 (月) 礼拝委員会
20日 (火) 年金委員会
21日 (水) 常議員会
22日 (木) 聖公会/ローマカトリック教会合同委員会


10月
3日 (月) 主事会議
4日 (火) 主教選挙等に関する検討委員会
4日 (火) 年金の将来を検討する特別委員会
7日 (金) 聖公会・ルーテル教会協議会
7日 (金)〜8日(土) 各教区礼拝音楽担当者会(北海道)
17日 (月)〜18日(火) 文書保管委員会
17日 (月)〜20日(木) 主教会(東京)
20日 (木) 東日本・歴史に関する協議会
31日 (月) 渉外主査会


□常議員会

◆第55(定期)総会期第6回 6月29日(水)
1. 責任役員就任の件
2005年5月12日付、宗教法人日本聖公会規則一部変更が認証されたことにより、規則変更以前責任役員ではなかった常議員2名が、責任役員に就任することを確認した。
浦地洪一、山田益男-2005年5月12日付就任
2. 次回以降の会議
9月21日(水)、12月7日(水)

□主事会議

◆第55(定期)総会後第12回 7月11日(月)
1. スマトラ島沖地震復興支援について
津波被害復興資金として1万米ドルをコロンボ教区に献金する。CCAスリランカ視察団(7/14〜21、コロンボ東部)参加の秋葉司祭に託し、更に情報を収集していただくこととした。
2. 社会事業の日信施奉献先について
社会事業連盟の推薦を参考として、主事会議で決定することを確認。
3. 国内災害緊急援助資金規程について(継続議題)
総務主事原案を検討した。
4. 管区事務所職員就業規則について(継続議題)
財政主事原案を検討した。
次回以降の会議:9月12日(月)、10月3日(月)


□各教区

北海道
教区修養会「いのちと福音 -くらしの中の祈り」9月22日(木)〜24日(土) ホテル洞爺サンシャイン 

東北
・ 聖職按手式 7月18日(月)10時半 東北教区主教座聖堂(仙台基督教会) 司祭按手 志願者:執事 ステパノ越山哲也
・ 2005平和の祈りon十和田湖 8月14日(日)〜15日(月) 鉛山聖救主礼拝堂、ヴァイアル山荘、さざなみ山荘


東京
東京教区フェスティバル 「みんなで祝おう! 教区フェスティバル2005 ともだちになるために」 9月19日(月) 立教女学院 10時半 聖餐式、13時 東京教区フレンドパーク

京都
・ 第46回京都教区信徒の集い 9月23日(金)〜24日(土) 於 富山聖マリア教会
・ 24日 富山聖マリア教会礼拝堂聖別式


九州
・ 長崎原爆記念礼拝 -全ての被爆者を覚えて主の平和の実現のために-
 8月9日(火)10時半 長崎聖三一教会
 司式:主教 五十嵐正司 説教:司祭 デヴィッド・バスク(長崎聖三一教会牧師)
 証言:高橋ヨネ子姉(長崎聖三一教会信徒)



+ 逝去者 --霊魂のパラダイスにおける光明と平安を祈ります。
Miss Mary F. Chandler (USPG元宣教師、1953〜1985香蘭女学校/東京教区)
2005年5月1日逝去(79歳




《人 事》


東北教区
 
執事ステパノ越山哲也 2005年7月18日 司祭に按手される。


中部教区

聖職候補生 ヨセフ下原太介 2005年6月4日 執事に按手される。
執事 ヨセフ下原太介 2005年6月4日付 岐阜聖パウロ教会牧師補に任命する。

九州教区

司祭 パウロ濱生正直 2005年5月22日付 福岡ベテル教会牧師に任命する


《移 動》

札幌キリスト教会牧師執務室 FAX新設 011-716-645
福岡ベテル教会(九州) 2005年5月22日付 設立を認可
811-1351 福岡市南区屋形原3-13-56
Tel/Fax 092-565-9215




主にある兄弟姉妹の皆さんへ 2005年8月15日
日本聖公会 
首座主教 ヤコブ 字野 徹

8.15 平和メッセージ

 主の平和が皆さんとともにありますように。

 今年は戦後60年の年に当たります。わたしたちは、この記念すべき年に、現在の日本の状況に対するわたしたちの憂いの思いと、平和への決意を、皆さんに伝えたいと願い、このメッセージを送ります。

 60年前のこの日、日本は自ら起こした侵略戦争に敗北しました。敗戦は、明治維新以降の近代日本が進めた天皇制国家、富国強兵政策、植民地主義、軍国主義という歩みの終焉でもありました。この近代日本の歩みに対して、わたしたち日本聖公会は、イエス・キリストを通して示された一人ひとりの命を限りなく愛する神の福音に立って、勇気をもって戦争反対に立ち上がることができず、自国において、外国において、さまざまな形の犠牲や、又命を奪った行為を阻止することができませんでした。10年前に開かれた´95宣教協議会で採択された『宣言』において、わたしたちはこの責任を自覚し、翌年に開催された第49(定期)総会において「日本聖公会の戦争責任に関する宣言」を決議しました。わたしたち日本聖公会は、「神の民として正義を行うことを自覚し、平和の器として、世界の分裂と痛み、叫びと苦しみの声を聴きとること」を目指す教会となることを願っています。

 このような視点から今日の日本を見るとき、状況はきわめて深刻であると言わざるを得ません。東西冷戦の終結後、1991年に勃発した湾岸戦争以降、憲法違反の疑いの強い法律が次々と成立し、日本は、「平和憲法」を持つ国から、再び、戦争のできる国へと変えようとする大きな力が働いています。事実、復興支援の名目のもとに、自衛隊がイラクに派遣されています。そして、「平和憲法」の改憲さえ、政治日程に上がっているのが現状です。

 このような日本の変ぼうの背景に、アメリカを中心とした先進諸国が推し進める経済のグローバル化があります。これは、強者になるか弱者なるかの選択を、国家に対しても、個人に対しても求めてきます。強い国家でありたいという強迫が、多くの国々にナショナリズムの動きを勃興させ、国家間の対立をますます深刻なものにしています。そして国内においては、人々の間に競争が激化し、勝者と敗者を生じさせ、さまざまな社会問題を引き起こしています。特に、青少年の心に与えている影響は深刻なものがあると言わざるを得ません。

 わたしたちは、悲惨な地上戦を経験し、今も広大な米軍基地を抱える沖縄をとおして、戦争の恐ろしさと平和の尊さを学んで参りました。さらに又、同じ主を信じる近隣の諸教会、ことにアジア諸教会との交わりを深めて、わが国の過去の過ちを認識し、主にあって共に生きる道を見出す努力をして来ました。わたしたちは主と共に、社会にあって敗者、弱者とされている人びととの関わりを求め、その関わりをとおして、人びとが共に分かち合って生きることができる社会を目指して行きたいと願っています。

 先の第55(定期)総会において、憲法第九条の改憲に反対することが決議されましたが、わたしたちは、あらためて第九条を始めとする「平和憲法」の改憲に反対していることを、皆さんにお知らせします。第九条は、「剣をさやに納めなさい。剣を取る者は皆、剣によって滅びる」(マタイ26:52)と言われた主イエスのみ心と一致しています。どうかわたしたち日本聖公会に属するすべての人が、平和を実現する者とされ、主の約束された幸いを受けることができますように、共に祈り求めていきましょう。

事務所だより Jul. 02

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□2005年沖縄週間/沖縄の旅(報告) □日本聖公会全国青年担当者の集い報告