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H元牧師、少女性的虐待事件への2001年当時の教区の対応についての調査報告書(2008年11月24日発行【改訂版】)

京都教区では、1983年頃から数年にわたり聖職者による少女への性的虐待が行われるという事件がありました。教区は、2001年に被害を受けた方から事件についての訴えがあったにもかかわらず、その声を無視し、その後も深刻な二次加害を起こしてきました。このことへの深い反省を踏まえ、教区は被害を受けられた方への謝罪と再発防止のため検証作業に取り組み始め、2008年に「H元牧師、少女性的虐待事件への2001年当時の教区の対応についての調査報告書」としてまとめました。この文書は、2008年11月24日に開催された第102(定期)教区会(※決議機関)に提出され、既に公表されているものですが、2010年にホームページ上でも公開することとしました。(調査報告書は、2008年版以降、年表の追加・訂正やプライバシー保護のため2010年と2016年に改訂を行っております。)

わたしたち京都教区は、被害を受けられた方に対してこれからもお詫びをし続けなければなりません。そして二度と同じ出来事を起こさないために検証作業を継続し、自らの過ちに真摯に向き合い、教区の体質改善に努めてまいります。

2019年11月

日本聖公会京都教区 主教 ステパノ高地 敬
日本聖公会京都教区常置委員会


  1. はじめに
  2. 調査の目的
  3. 調査の方法と経過
    3-1.調査の方法
    3-2.調査の経過
  4. 調査報告
    4-1.問題の契機
    4-2.2001年当時の教区常置委員会を中心とした問題発生の経過
    4-3.関係者との面接調査から問題点として改めて確認したこと
  5. 問題発生の背景と要因
    5-1.京都教区常置委員会の問題点
     5-1-1.常置委員と主教の関係
     5-1-2.聖職委員と信徒委員との関係
     5-1-3.H元牧師と聖職委員のあり方
     5-1-4.常置委員会議事録について
     5-1-5.「調査をしなかったこと」について
     5-1-6.性的虐待についての認識の欠如
    5-2.H元牧師の問題点
     5-2-1.性的虐待をしたという事実を認められないこと
     5-2-2.事実に基づいた謝罪ができていないこと
     5-2-3.聖職としての資質や姿勢
    5-3.武藤主教をめぐる問題について
    5-4.常置委員以外の他の教役者の反応、動きに関して
    5-5.その他(関係教会、信徒の動きなど)
  6. 課題の克服にむけて
    6-1.常置委員会のあり方について
    6-2.教役者団の課題
    6-3.信徒の課題〜信徒と教役者、信徒と信徒のよりよきパートナーシップのために〜
    6-4.神学教育の見直し
  7. 終わりに
  8. H元牧師の事件に関する経緯(年表)