京都教区中の教会から集まった32名のかわいいキャンパーたち。最初はちょっと不安げな様子でしたが、北小松の青い空と、きらめく琵琶湖に抱かれて少しずつ笑顔が戻り、お別れの時にはキャンプのテーマのとおり「みんな だぁいすき」、ひとつの心になることができました。

 7月26日(月)〜28日(水)北小松で開催された今年のキャンプの目玉は、『みんなで学ぶ天地創造』です。
 夕闇が琵琶湖を覆った1日目の夜。メインキャビンに「光あれ」の声でローソクに明かりが灯されました。それから、スタッフが準備に準備を重ねて用意した天地創造の物語が、キャビンいっぱいの空間を使って繰り広げられました。聖書の物語をしっかりと頭に入れた子どもたちは、大自然の中での生活を通して体全体で神さまの恵みを感じたことでしょう。神さまが良しとされたこの世界の中で、自分を愛し、お友達を大切にする事を学ぶ機会になったと思います。

 2日目も晴天に恵まれ、お昼ご飯の「ナン」作りに挑戦しました。神さまが土の塵から人間を創られたように、強力粉をこね、人の形に整えていきます。そして汗びっしょりになって焼き上げました。カレーにつけて食べる子どもたちは大満足!!。琵琶湖ではもぐって魚を追いかけました。満点の星空の下、お待ちかねのキャンプファイヤーと花火!!。
 ちょっと疲れが見えてきた最終日ですが、割り当てられた掃除もしっかりとこなし、「思い出ボックス」に友情と思い出をいっぱい詰め込みました。

 子どもたちは素直に聖書の言葉を受け入れます。学校では教えてくれない天地創造の見えない意味を、しっかりとキャンプを通して学びました。「神さまはみんな大切に創られた。だから、地球を壊してはいけないんだよね」。小学生でもこんな感想を語ってくれるんです。教えられた事から考える事へとステップアップしています。教育部のキャンプは思い出がいっぱい詰まった宝の箱。今年は残念ながら参加できなかった教会の子どもたちも来年はたくさん集ってくれるように願っています。

 
 
 
 今年も皆さんのお祈りとお支えにより、北小松研修所で中学生キャンプを行う事ができました。日程は7月28日(水)〜31日(土)の3泊4日、テーマは「くびったけ」。「心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい、また、隣人を自分のように愛しなさい」(ルカ10:27) という主題聖句でした。参加者は中学生8名・スタッフ9名でした。
 1日目は交流会を兼ねたキャンプファイヤーやテーマを決めて語り合うパジャマパーティーをして、それぞれの関心や普段考えている事を知り合う事ができました。
 
 2日目はキャビンで「テーマパーク」と称して、ダンスを教えてくれるグループ、ジェスチャーゲームを楽しませてくれるグループ、ペットボトルを利用したキャンドルスタンドを作らせてくれるグループと4グループに分かれて夢中になって準備し体験しました。夜には「ナイトハイク」と呼ばれる肝試しに出かけました。3日目は午前中に全体会を設けて午後からのプログラムをみんなで考えました。ゲーム大会や水泳、食事作りやキャンプファイヤーなど、中学生が主体となって思いっきり楽しみました。最終日には『くびったけ度チェック』という事で、4日間を通してくびったけになれた事、「やっぱり自分はこれにくびったけ!」と再確認した事をハート型のカードに書いて分かち合いました。
 
 今回のキャンプはできるだけゆったりとした時間の中で、何かに夢中になれる事、一緒に過ごす仲間を好きになれる事を意識しました。食事も1日に一回以上はみんなで作れるようにし、礼拝も浜辺でしたり、星を眺めて朗読を聴いたりと、ただプログラムをこなすのではなく、今この仲間達と一緒に過ごし何かに夢中になっている事を感じられたと思います。素敵なみんなの笑顔に…、心躍らせてくれるキャンプに…、こんな出会いを与えて下さる神様に「くびったけ」の4日間でした。男の子が一人で、半数の中学生が初参加でしたが、スタッフの心配をよそに、初日の夜には一つのキャビンで仲良くトランプをしてました。北小松での3泊4日、ゆったりとくびったけなひと時を過ごせたと思います。神様にくびったけ人口増加中です。感謝です。
 
 
 
 
8月2日(月)から5日(木)まで、夏のジュニアユースキャンプが、三重県多気郡明和町にあるサン大淀キャンプ場で行われました。参加者は6名と、スタッフ3名で、昨年より多い人数でした。今回は、初めての参加者が多かったのですが、キャンプ場に到着して、戸惑うこともなく、全員で掃除を始めていました。

 初日は開会礼拝、オリエンテーション、水泳、食事の買出しを行い、夕食後にはミーティングでテーマを決めました。今回のテーマは『新しい香辛料を求めて』です。その理由は初めての参加者が多いことから、新たな気持ちをもって参加したいということと、参加者一人一人を香辛料にたとえ、さまざまな香辛料が合わさって、おいしい料理ができるように、参加者一人一人も協力していいキャンプを作っていこうということからでした。

 2日目は雨でしたので、メインキャビンで、3日目の昼に食べるカレーを参加者だけで作りました。おいしく食べることが出来る範囲で、味付けのために各自好きなものを入れていたようです。午後はお菓子、クレープを作りアイスクリームなどの各自でトッピングして食べました。夜は翌日も雨という予報であったので、花火を行いました。

 3日目は午前中にミーティング、聖研、そして昨年に引き続いてキャンプ場にある野外チャペルの整備を行いました。チャペルの整備はけっこうハードなワークでした。午後からは水泳、そしてトイレとチャペルの看板を作りました。その後、夕食は雨天の中、テラスでのバーベキュー、みんなでわいわいにぎやかに楽しいひと時でした。

 最終日は掃除、看板の設置、閉会礼拝などを行い、怪我もなく無事に終了しました。四日間、天候が悪い日もありましたが、「次回はもう一日増やしたい。」という声もあったことから、楽しい、また充実したキャンプであったと思います。