9月6日(土)京都独特の暑さの厳しい天気の中、教区中で待ちにまった主教按手式・就任式の礼拝と祝賀会が行われました。
 午前10時、主教座聖堂(聖アグネス教会)と平安女学院Mホールに約500名の会衆が集まり、教区内・全国・海外からの聖職約80名のプロセッションが入堂し、パイプオルガンに加え、管楽器の奏楽、何度も練習を重ねた聖歌隊の奉仕、手話通訳等、洗練された聖餐式になりました。
 司式は首座主教代務者の谷昌二主教、説教は東北教区の加藤博道主教でした。加藤主教は説教の中で、1960年代に起こった教会変革の時代から、教会全体が使徒的使命を果たすためのリーダーシップとなる主教職について話され、主イエスが最後の晩餐での食卓において命の交わりと一致を示されたとおり、主教も聖餐式の主催者として感謝賛美の礼拝を献げ、分裂・憎しみがますます激しくなっている今、聖餐式を喜ぶ主教、破れ・分裂の中に立ち続ける主教であって欲しいと結ばれました。
 礼拝後のパーティーはザ・パレスサイドホテルと教区センターへ移動。この日はホテル側のご協力により、ロビーやレストランまでほぼ貸し切り状態で行われ、第一会場(ホテル)から第五会場(教区センター外)まで使い、同時中継の画面を見ながら楽しいひとときを過ごし、親交を深めました。いろんな方々からの祝辞が述べられる中、この日のために青年たちが計画してきたTシャツのアピールが場を盛り上げました。礼拝の祭色であった赤色に、高地主教をイメージしたラクダのデザインのTシャツは大好評で、高地主教がその場で着て下さる場面もありました(写真左)。
 高地主教は挨拶の中で、信州の山奥にある修道館でリトリートをし、そこでの生活の中で感じたことを話されました。そして、京都教区が本当に大好きです、皆さんと一緒に教区のために働いていきたいと挨拶されました。
 最後に「アーメンハレルヤ」の大合唱で慶びの会を終了しました。

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