2012年8月19日      聖霊降臨後第12主日(B年)

 

執事 ダニエル 鈴木恵一

「わたしの内にいつもいる」

 わたしたちは 聖餐式をささげ、キリストの体と血を信仰を持ってあずかります。
 今日朗読されるの福音書では、そのことをイエスさまご自身が語られています。
 わずかのパンと魚を5000人以上の人々に分け与えられ、皆が満腹したという奇跡の出来事のあと、イエスさまは、ご自身が天からくだってきた生きたパンであり、これを食べるようにと、人々に語られました。
 そして、「わたしの肉を食べ、わたしの血を飲むものは、いつもわたしの内におり、わたしもまたいつもその人の内にいる。」と言われ、わたしたちとイエスさまとが繋がっていることを示されました。
 でも、この言葉は人々にとっては、受け入れがたいものでした。それは、当時の人々が守っていた律法には、血の中に命があるのだから、決して食べてはいけないという教えがありました。また、肉や血といった言葉は、現在でも生々しさを伴った言葉あることからも、想像することができます。
 でも、イエスさまご自身が命そのものを差し出して私たちを罪から贖いだしてくださいました。だから、わたしたちはキリストの体と血によって永遠の命にむすばれています。
 十字架とよみがえりの出来事によって、神さまから離れてしまった私たちは、ふたたび本来の神さまと人との関係に戻り、神さまと人々に仕える者として新たにされました。
 いのちそのものであるイエスさまが、わたしの内にいつもいてくださる というのはなんと心強いことでしょうか。
 深い互いの結びつきに、イエスさまはいつも招いてくださっています。