8月2日(月)〜4日(水)の2泊3日、第61回小学生キャンプを北小松研修所に於いて行いました。
 初日、教区センターに集まった子どもたちは元気いっぱい。リーダーたちも負けじと元気をふりしぼり・・・ キャンプ中の安全を神様にお祈りし、バスに乗り込み、お見送りの方々に手を振りご挨拶。そして、いよいよ・・・『出発進行ぉ!』

 北小松ではいろいろなことをしました。主なプログラムとしては・・・

 1日目の夜に北小松の竹を利用して、水鉄砲を手作りしました。翌朝にはそれを使い、グループ対抗で『まとあて』や『水溜め競争』など5つのゲームをしました。
 2日目にはバウムクーヘンを作りました。竹の芯にホットケーキミックスを使って作ったタネを回しかけて炭火で焼く、を繰り返します。暑い最中にグループでの協力なくしてはできない作業でした。形はお店で売っているもののようにはいきませんが、味は・・・みんなの汗と努力の結晶!おいしくないはずありません。みんな笑顔でいただきました。
 その他、水泳、ゲーム大会、キャンプファイヤー、花火などなど、おなじみのプログラムも楽しみました。(詳しくは各教会に送られる振り返り文集を御覧ください)

 今年はリーダーとして、インドネシア・ミャンマー・中国からの留学生が5名参加してくれました。朝夕の礼拝では各国の歌を歌い、『神さま、ありがとう』を日本語もあわせて4ヶ国語で言いました。そして、『中国体操!』(キャンプ中の呼称で正式名ではありません)。中国からのリーダーの指導のもと、ラジオ体操の代わりに朝と水泳前にしました。ラジオ体操と比べ微妙に難しく、子どもたちは興味津々!!みんなめきめきと上達していきました。
 留学生リーダーの5人中4人が来日してまだ1年未満で、キャンプ前には子どもたちに言葉が通じるだろうか・・・と心配していたようですが、実際は心配ご無用でした。子どもたちに言葉の不自由さは関係なく、みんな仲良くすごすことができました。

 今回の主題聖句は善きサマリア人の場面から『行って、あなたも同じようにしなさい。』(ルカ10:37)でした。礼拝ごとに善きサマリア人を読み、リーダーからお話しを聞きました。キャンプでの嬉しかったことや楽しかったこと、また悲しかったり悔しかったりもあったかもしれません。そんな経験や出会いの一つ一つが一人一人の心に一つの足跡となって残り、これからおこるたくさんの出会いへの一歩としていかされれば、と思います。
 子どもたち自身が多忙化しつつある昨今において、今回25名もの申込(諸事情により2名が残念ながら不参加となり、当日は23名の参加)があったことは、大変有難く、嬉しいことでした。また家庭、仕事、学校を調整し、たくさんのスタッフが準備の段階から参加してくれています。一人一人との出会いが本当に嬉しく、感謝です。

 また、子どもたちを送り出してくださったご家族、教会の方々、いつも小学生キャンプを覚えてお祈りくださっている方々に感謝いたします。ありがとうございます。

         謝 謝 神 −シィエ シィエ シェン− (中国語)
         Terima Kasih Tuhan  −テリマ カシ トゥハン− (インドネシア語)
         パヤータケン チェズ テンバーデ  (ミャンマー語)
         神さま、ありがとう。  (日本語)