今年で3回目になる「やんちゃーずキャンプ2013」を8月19日(月)〜21日(水)に北小松研修所で開催いたしました。今年は13人の子どもたちが元気に参加してくれました。
 おなじみの手形名札や、はがき作り、ゲーム大会、キャンプファイヤー、花火に水泳・・・ 子どもたちとスタッフが少人数ならではののんびりした暖かいキャンプをすることが出来ました。

 震災から3年目、参加者の状況も少しずつ変わってきました。家族が離れ離れになり京都に避難していた親子は、福島に戻り元の場所で生活を始められました。放射能汚染の状況は何も変わっていませんが、参加者、福島の方々にとっては、様々な生活の変化、心の動きがあったと思います。また、「震災」のことを少しずつ忘れてきている状況の中で行われたこのキャンプで「覚え続ける、小さな関わりを持ち続ける」という思いを新たにさせていただきました。

 原発事故によって苦しんでいる方々のほんの一握り、大河の一滴のような関わりですが、今後とも大切にしていければと思います。皆様のお祈り、お支えをお願いいたします。

 
 
 

 8月13日(火)〜16日(金)サン大淀キャンプ場(三重県明和町・大淀海岸)にてJ’sキャンプが行われました。
 テーマ「ともにあつまる 語り合う ひびきあう」 主題聖句「二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。(マタイ18:20)」のもとに、中学生8名と高校生2名とスタッフ7名がともに4日間を過ごしました。

 今年のJ’sキャンプは、2日目と3日目は一人ひとりのこのキャンプでやりたいことなどを話し合いながら、予定を決めていきました。バーベキューやキャンプファイヤー、最後の夜には肝試しを楽しみました。やりたいことはたくさんあるのに、なかなか話がまとまらなくて、気持ちばかりが焦ってしまうこともありましたが、協力してひとつのものをつくりあげるうれしさを感じるキャンプとなりました。

 このキャンプ場は、これまでにも京都教区の高校生たちがワーク活動を通して、キャンプ場の整備のお手伝いをしてきました。今回は野外炊事場の柱のペンキ塗りをさせていただきました。

 キャンプをとおして新しい友だちと出会い、そのよろこびを深めていくことをこれからも大切にしていきたいと思います。

 
 
 

 8月8日(月)から10日(水)北小松研修所にて小学生キャンプが開催されました。今年は27名の小学生が参加。2泊3日のとても楽しい時間をともに過ごしました。
 今年の主題聖句は「あなたの体のともし火は目である」(ルカ11:34)。テーマは「みんながキラキラ☆わたしもキラキラ」で、キラキラプログラムが盛りだくさんのキャンプとなりました!

 まず、野外料理で作ったご飯は『キラキラパスタ!』赤・黄・緑・紫・青のカラフルなパスタをグループ別に作りました。

 一生懸命粉をこね、生地を薄く延ばし、麺を細く切って、野菜を星型に抜き…子どもたちにとって慣れない大変な作業であったかもしれません。しかし、ゆであがったカラフルなパスタが目の前に登場すると「おぉ〜!!!」と、すごい歓声!頑張って作り上げた分、おいしく食べることができました。

 作品作りの『キラキラ影絵』では、一人ひとりが思う自分の「キラキラ」を透明の下敷きに描きました。それぞれが思い思いの絵を描き、個性あふれる作品がたくさんできました。そして、その作品をつなげ、グループでお話を作りました。

 一枚ずつ投影機で映し出し、個々の「キラキラ」がひとつのお話となりました。最後にはみんなの作品を全部つなげ大きな十字架型にし、ステンドグラスを作りました。キャンプで最後のコンプリンは、ステンドグラスを見つめながら、感動と温かい気持ちに包まれ、心休まる時となりました。

 また、毎晩『今日のキラキラ』を星型の紙に書くというプログラムも行いました。お友達や家族への感謝の気持ちや、その日の楽しかったこと、嬉しかったことなど、その日を振り返り言葉にしました。

 キャンプ中、子どもたちの目はとてもキラキラしていました。何かを一生懸命頑張る姿や、友達と笑っているとき、時には家族を思い出したり、友達とけんかをして悲しい思いもしましたが、その表情一つひとつが心の中にたくさんの実を実らせるのだと感じました。

 また来年はどんな実がなっているのか、子どもたちの成長を見るのが待ち遠しく思います。神様が集め、また共に過ごしてくださったこのひとときに感謝いたします。